容姿・経歴・その他メモ

履歴

「こんにちはぁ。あー、自己紹介はパスでお願いしまぁす。……めんどぉなんで」
「えぇ……？　燃が行くんですかぁ？　……クリスちゃんが一緒ならいいけどぉ」
「ぜんぶ燃やすのが一番早いんじゃないかなぁって、燃は思いまぁす」

人生

炎を象ったレネゲイドビーイングを御神体として祀る密教の信者が集まる照之村で、信者の子供として生を受ける。
生まれた直後に御神体と接触した際にオーヴァードとして覚醒し、その瞬間に類を見ないほどの巨大な炎を生み出したことから神の子として神聖視され敬われると同時に恐れられ、洞窟の奥の檻に隔離され育つ。檻の中から唯一見える御神体が親代わりとも言える存在で、言葉や知識、シンドロームの制御方法も彼から教わった。親というよりは兄姉のような感覚で慕っていた。

10歳の頃、『究極のゼロ』に洞窟を襲撃された。洞窟の奥で相見えた瞬間に気がついた。＿＿＿＿彼は自分の対になる存在であると。このままでは、御神体が危ないと。枷が外れたように体から炎が立ち上り、檻を破壊した。衝動と高揚感に身を任せて強大な冷気に熱気をぶつけた結果、洞窟どころか山まで巻き込んで崩壊。『究極のゼロ』が洞窟襲撃前に村人を皆殺しにしていたことから、この事件は「照之村消滅事件」として記録されている。

この事件をきっかけとしてUGNに保護される。保護された直後、『究極のゼロ』への執着の深さを懸念したUGN上層部により催眠療法や記憶処理を施されている。その影響で『究極のゼロ』の顔も名前も性別もわからないが、その冷気だけは今でも忘れることはない。村を焼かれたことへの恨みは特になく、また全力でぶつかることを望んでいる。御神体は事件後に姿を消しているが、今でもどこかで生きていると確信しているので特に心配はしていない。

UGNにて2年間一般常識などを教わった後に学園の中等部へ入学した。入学したての頃は学生生活の勝手がわからず、同室のクリスに世話を焼かれていた。手を引かれるままに生徒会にも入った。今では振り回されてばかりだが、彼女と一緒にいることがなんだかんだ好き。

能力

『永遠の炎』と呼ばれるほどの炎使い。青い炎を扱う。感情に合わせて出力の大きさが変わる。感覚派。能力の起点は概ね手。
能力テストなどの決められた場ではあまり力が出せず（というか気が乗らず）、ランクはB。『永遠の炎』であること照之村消滅事件については隠しているが、生徒会長には何故かバレているのであまり逆らえない。コードネームは本来『永遠の炎』であるが、学園では見せていないので青い火→鬼火→愚者の火と安直に呼ばれている。

性格

ダウナー系の皮を被った脳筋。『究極のゼロ』との再戦を待ち焦がれているが、こちらから探しに行くのは「なんか違う」らしい。自身の境遇を悲観したことは一度もない。

間延びした口調と面倒くさがりは御神体の影響。感情的になることは少ないが、スルーしてるわけではなく貯めこんで能力を行使する際の燃料にしてる。常識を教わったとはいえ根底の価値観をレネゲイドビーイングから教わっているのでたまに価値観が狂ってることがある。

照之村消滅事件の際に手を中心に火傷を負っている。一般常識的に傷跡はあまり人に見せるものではないらしいと知ってからは袖を伸ばして隠しているが、普通に手を使うときは捲くっている。よくパタパタしてる。傷跡を消すつもりはない。

一般人のことは好きでも嫌いでもないが弱い者いじめはよくないと思ってる。

ハンドアウト

PC３───────────────────────
ワークス／カヴァー：指定なし／生徒会役員
シナリオロイス：クリス・ブラッフォード：連帯感／厭気
中等部から生徒会に入っていたキミは、新年度の最初の行事であるオーヴァード能力テストの準備で大忙しだ。キミと共にクラスのテストを担当する生徒会の仲間クリスは、一般人嫌いのトラブルメイカーで、心配の種。さらには、そのクリスがPC１という新入生に一目惚れしてしまう。始まったばかりの高校生活は、なかなか大変そうだ。

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