容姿・経歴・その他メモ

〇現在

控え目で大人しそうな雰囲気だが、しっかりと自分の考えを発言しようとする姿勢を見せる少女
好きな動物は猫、好きな食べ物は卵焼きとココア等、自分をまとめたプロフィール帳を持っている
理由としては、長く眠っていたので、自分の今好きなものを把握しきれていないからだという
そのため、好きだと思ったものはなるべくここに書き記しておきたいのである
ただし、他人に見られるのは恥ずかしいため、中身を見せることはない

ヒーロー候補生に名前を連ねており、現在ライセンスを所持しているものの、ヒーロー活動より勉学を優先している
ただし、部活へは入らず、お世話になった猫カフェ「きがむけば」の手伝いをしている
アルバイトではなく社会勉強として許可が下りている
また、特殊な経緯で能力へ覚醒していることと、その特異性から一時身柄を狙われていたため、要観察対象となっている
もっとも、特段行動に制限があるわけではないため、本人は気にせず日常を過ごしている
本人にのびのびと生活して欲しいというのは、周囲全体の総意なのである

彼女の覚醒には、同じ能力を持っていたとされるレネゲイドビーイング“インディゴ”が関わっている
推測になるが、彼が死の淵にあった「俵木 藍」に《抱擁》を使用したことで、能力の継承が行われたと推測されている
“インディゴ”はD.U.S.T.地区で活動していたこともあって詳細が不明で、シンドローム等は判明していない
解っていることは、「俵木 藍」が使用する能力の根幹が“インディゴ”に似ているという証言があったということだけである
もっとも、この発言は1人の感想でしかないため、信憑性も低い
だが、言えることがあるとすれば、彼女はとても貴重な能力を持っており、それが火種になりうるということだけである

〇過去

裕福な家庭に生まれ、不自由のない生活を過ごしていた
だが、両親の仕事は忙しく、一緒に居られる時間というのは多くはなかった
それでも、両親が自分のためを思っていることは理解していた
傍に居られなくとも、二人が自分を愛していてくれていることはうれしかった
だが、平和な時間は続かなかった

2年前、偶然家族が揃うことができた誕生日に、ヴィランチーム“ハングリーバンディット”の襲撃事件に巻き込まれる
そこで両親と共に命を落とす、そうなりかけたとき、一人の人物が近づいてきた
「…助けられるのは一人だけか　すまないな、こんなことになってしまって」
朦朧とする意識の中、そんな言葉を聞いた
次に目覚めた時には、長い時間が過ぎ去っていた
2年の年月と両親の死による孤独を感じる中、彼女はヒーローへと一時身柄を預けられることとなる

その先でもヴィラン“クラックドコック”の魔の手が迫る
だが、それはヒーローたちとガーディアンギャングによって防がれる
おのずとその姿に憧れないわけにはいかなかった
その時は自分の能力もまだ多くが判明していなかったが、目指す目標があるというのは大きな希望になった
そうして、彼女は日常を過ごしながらヒーローを目指す道を進むことになる

〇戦闘スタイル

血を細い糸状にし、編んだ毛糸のようなものを主体に戦闘を行う
所持している銃の弾丸や、従者たちはこの毛糸から生み出されている
この毛糸に薬品を投与して味方や敵に打ち込むことで影響を与える――という観測結果になっている
実際のところ彼女が扱う薬品は既存の化学物質ではなく、レネゲイドへ影響を与える未知の薬品である
それはまさに触媒と言っていいほどの作用があり、敵に打ち込むより味方へ打ち込んだ際の影響の方がすさまじい効果を得る
なお、銃はコルト・パイソンハンターの改造品を使用している
理由として、回転式銃の信頼度を評価してとの発言があるが、単にかっこいいと思ってるからである

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