能力評価（A～Eランク五段階評価）

ノイマン/ウロボロスのクロスブリード。
とは言うものの、ウロボロスの力を行使することは極めて少ない。ほとんどの場合の彼女は強化された身体能力にノイマン能力で補助する形で戦っている。
上述のこともあってウロボロスである彼女がゼノスにいるのは奇妙なことかもしれないが、本人から言われない限りそれに気づく人間そうそういない。
一通りの武器を扱えるが、常用するのは二本の剣、また片方は漆黒の鞘に常に厳重に仕舞われてるやや異質なもの。
彼女自身この剣のことを多く語らない。周りもほとんど鞘からその剣が抜かれるのを見たことがない
……彼女を招き入れた都築京香を除いて。

本名はフェデリーチェ・ヴィッラーニ（Federice・Villani）、イタリア人。
イタリアの政治家シルヴィオ・G・カヴァリエーレとチェレステ・クレーティとの間の第二子として生まれる。
イタリアではマフィアとFHが深く結びついており、政財界との癒着も根深い。有力政治家であるカヴァリエーレもまた例外ではなかった。
フェデリーチェにオーヴァードの素養があることから、彼女は親交の持つヴィッラーニファミリーに養子を出すことに。
天賦の才を持った彼女はすぐさま一目を置かれるようになる。期待を受ける一方、マフィアやFH同士の抗争、加えてファミリー内部も次期ボスの座を巡った争いが絶えず、その環境に身を置かれるフェデリーチェは次第に疲弊していく。
決め手となるのは、ヴィッラーニの度のすぎた行動によりセントラルドグマがやむを得ず粛清の決断を下した一件。
本来フェデリーチェもまた粛清の対象に含まれるはずだが、都築京香と取引することで難を逃れる。
今は日本に身を置き、その時の借りを返すためにゼノスに協力している。