容姿・経歴・その他メモ

もともとはレネゲイドビーイングではないただのオーヴァードであった。あるレネゲイドビーイングによって強制的にウイルスの自我を覚醒させられ──ウイルスが自分の模倣をしているのか、それとも自分は以前と変わらぬままなのか、本人にすら区別がつかないでいる。
本人は以前と同じつもりでいる。しかし、実際に起きたことは、その戦いの中で沼地は一度死亡している。つまり真実彼はレネゲイドビーイングなのである。そのことは誰も知らないが。
そういった経緯も相まって、「沼男（スワンプマン）」と陰口を叩かれている。

オーヴァードであっても、レネゲイドビーイングであっても、子どもたちが平穏に過ごせる世界を願っている。

自分自身であることすらあやふやであるため、日常を誰よりも大事にしているし、自分に関わる人間はなるべくそうさせてあげたい。


ところで、このレネゲイドビーイングは「沼地輝」に擬態しているのではない。
「スワンプマン」の思考実験━━概念━━のレネゲイドビーイングであるからこのような形を取っているのだ。であるから、自分がレネゲイドビーイングであるという自覚を持つことができない。記憶から何まで、寸分違わず「沼地輝」である必要があるからである。

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