「雨」を操作する能力。雨を固定したり、落下速度を加速させ貫通力を上げてダメージを与えるなど、雨が関わっているなら基本何でもできる。
しかし、彼女自身に雨を降らせる能力はない。なので、傘に感染したレネゲイドビーイング「雨女」の力を使い、人為的に雨を降らせて戦っている。本物の雨と比べ効果範囲が限られるが、出来ることは変わらない。

　傭兵の父、看護婦の母の間に生まれる。日本で生まれてすぐアメリカに移住。幼い頃から硝煙の匂いがついたまま家に帰る父の姿を見て、彼のようになりたいと憧れる。
しかし、娘には安全な暮らしをしてほしいと思っている両親に大反対される。揉めにもめた結果、父の働く会社で数年正社員として働いてから決めることとなった。父の思いとは裏腹に、毎日成果を出すアンナ。５年後、独立する。

そこから数年は独立傭兵として活躍していたが、ある日ジャームと春日の戦闘に巻き込まれる。
ワーディング中でも問題なく活動できるアンナを見てジャームだと誤認した春日はアンナを攻撃。致命傷を受ける。
トドメを刺されそうになった時、アンナは咄嗟に近くにあった傘を掴み、それで春日を思いっきり殴った。結果春日は大けがを負い退散。アンナも、オーヴァードとして完全に覚醒することとなる。

実は幼い頃にレネゲイドウィルスに感染自体はしていたが、ずっと潜伏していたのである。
３歳の頃、雨が降る夜に家族と歩いている時、タイヤがスリップした車に轢かれてしまう。生死の淵を彷徨っているとき、両親が大金を払い、とある名医に治療を頼んだ。その医者は、実はオーヴァードであり、他人に自信の力を分けることで復活させていたのである。
しかし、アンナの並外れた生命力により、医者が力を与えている途中に意識が回復。そのまま自力で全快した。中途半端に力が譲渡されたことで、２０年ほどの間、彼女の中でレネゲイドウィルスが眠ったままだったのだ。
それが、たまたまつかんだ傘がレネゲイドビーイングだったことで、死の淵＋感染によりついに覚醒。人生二度目の復活を果たしたのだった。
それ以来は自分の力をフルに使い、傭兵として大活躍している。しかし襲われた経験から、ＦＨの依頼だけは受けない。

アンナの能力：「ミスター・ブルー・スカイ（天気雨）」
雨を操作する能力。その代わり、雨が降っていないと無力。
「雨女」の能力：「ソンブレ：ディマンチ（暗い日曜日）」
雨を降らす能力。範囲は、傘から半径５０ｍまで。

性格は軽く、拝金主義。それはそうと、最低限のプライドは大事にする。
かなりの自信家で、自分にできないことはあまりないと思っている。
護衛対象をたぶらかし、恋に落とさせるとがちょっとした趣味。

趣味：初恋ハンター、読書、筋トレ
好きな食べ物：ポップタルト
嫌いな食べ物：紅茶
嫌いなもの：寝るときに「今から寝るからね」ってあえて言ってくる奴。部屋が寒いのに、何故か扉閉めないやつ