容姿・経歴・その他メモ

能力発動時常時放電系女子。
記憶の整合性がとれてないので、妹のことを深掘りするのは勘弁な。

明るく、少しプライド高く、人助け好きな、能力に自信があるが、制御が苦手な女の子。

座右の銘……人にやさしく

好きなもの……牛乳、コーヒー、ヨーグルト
嫌いなもの……特に理由もなく人を害せる人
優先するもの……任務
ほしいもの……安らぎ
能力切り替えキーワード『我は鳴神也』


上流階級の生まれ、だから悪かったのだろう。
特異な力は人を恐れさせ、遠ざけた。
世間体を気にする両親からは疎まれ、人としての扱いをされず、親戚のほぼ全てが同じような扱いをする。
そんな環境でも辺りに迎合しない奇特な人もいるもので、上流階級特有のアレコレや権力争いを嫌った叔父夫婦になにかと助けられ育てられた。
実の両親より、叔父夫婦になつくのも当然の結果であり、叔父夫婦のもとに行きたいと考えるのもまた必定だろう。
かねてからその存在を疎ましく思っていた両親も、いい押し付け先が見つかったと、特に拒絶することなく快諾し、書類や名目上は変わらずとも、実質的に叔父夫婦の子になる。
それから数年は、幸せにくらしていたが、平穏とは突然崩れるもの。
叔父夫婦の家が正体不明のオーヴァード集団に襲われてしまう。
辛くも撃退し、家も夫婦も守ったものの、自身の力で叔父夫婦に後遺症の残る大きな火傷をおわせてしまう。
その時はじめて自身の力に恐れを抱き、こんな化け物が近くにいては不幸にしてしまうという思いから、感謝と謝罪の言葉だけを書き置きし、家を飛び出してしまう。
その後の記憶はあまり定かではなく、気がついたときにはUGNに保護されていた。
現在は独り暮らしをしつつ、妹を探すためと、手が届く場だけでもオーヴァードの被害を減らすため、任務優先の生活を送っている。
学業や友人関係は良好ではあるが、任務優先で長めの休みを体調不良と偽って、不定期でとったりしているため、何かと体調を気にされている。
叔父夫婦には給料の大半を仕送りし、差し障りない範囲の近況報告の手紙を送っているが、返信の手紙は読まず、部屋の中に大切に保管されている。


というのが偽りであり、現在の記憶(カバー・ストーリー)
ここから本当の記憶、以下反転。

孤児のため親を知らずに育ったが、あたりの優しい大人たちに助けられ、妹のリーリエと二人、孤児にしては不自由なく過ごしていた。
生まれながらにオーヴァードとして力を持っていたものの、微弱な、それこそ静電気レベルの電気を発生させられるくらいで、本人も周囲もちょっと静電気がたまりやすい子程度の印象だった。
そんな優しくも少し辛い日常は唐突に崩れた。
リーリエが強力な電撃の能力(オーヴァード)に目覚めた結果、それに気づいたFHがさらいに来たのである。
リーリエを守るために奮闘した結果、能力が暴走、オンオフがきかなくなるものの、大幅に出力アップしたが多数に無勢、捕えられ洗脳、１０歳ごろにFHエージェントになる。　　　
このときの洗脳で、現在の記憶の根幹、疎まれ子としての記憶を植え付けられ、人を憎むように教育されるも、無意識に自身の大切な記憶を守ろうとした結果、あたりのやさしい大人たちを、一番世話をやいてくれた老夫婦の外見で統合し叔父夫婦の記憶ができ、どこにもつながらない記憶として妹の存在が保持される。
この保持された記憶がノイズになり、まれに不調になるため、消去を試みられるも失敗、叔父夫婦邸をオーヴァードが襲撃する記憶が発生すりだけに終わる。
数々の襲撃事件や、テロ事件にFHエージェントとして関与することになったものの、このノイズが仇となり、UGNに保護される。
UGNに保護された当初は、戦闘人形のように戦闘以外のことに無気力であったが、どうにか元に戻そうとした結果、精神状態などは安定したものの、改竄された記憶は戻らず、エージェント時代の記憶を抜くだけに止まり、能力の暴走の方は洗脳とは別要因のため、強い暗示をかけ、キーワードで幼少の状態と現在の状況を強引に切り替えられるようにしただけで、暴走状態は依然継続している。
現在送られてくる叔父夫婦の手紙も、UGN職員が精神安定のために手を回してくれているだけで、叔父夫婦という存在が本当に居るわけではない。
このように、薄氷の上にギリギリで立てているというのが現状であるため、一つ崩れるだけで全て瓦解しかねない状態にいるのが彼女である。

以上

見えてる地雷：自身の過去を知るUGN職員、元同僚FHエージェント、妹


妹に関する残ってる記憶
大体全部残っている。
物心ついたところから、一緒に助け合いながら生きてきた記憶がずらっと。
≒現状の記憶につながらない、別人の記憶（しかも比べてみるとこちらの方が正しいと感じる）が存在するような状態。


リーリエ
FHエージェントとしていやいや活動中の三歳下の妹。
もともとあまり活発ではなく、どちらかというと引っ込み思案な少女だったが、ＦHの任務の影響か精神的に不安定で攻撃的になっている。
ミアがＦHを抜けていることを知らず、現在もミアをだしに利用され続けている。
能力的にミアの圧倒的上位互換。もちろん制御もしっかりしている。
また、もし再開できたとしても、6年越しの再開になるため、歳月による変化からどちらも気づかない可能性のほうが高い。
姉の記憶を支えにして、けなげに頑張る子。

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