容姿・経歴・その他メモ

恵まれた家庭で生まれた彼はその時まで、自分の人生の幸福を疑うことはなかった。
暖かい父母の愛を受け、生涯を沿い続けたいと願った人と結ばれた。
数年前、その日が来た。
一軒家、彼と妻が食事をしている時にうまれてくる子も含めて彼は自分の妻を殺されたのだ。
守ろうとせど、やはりただの人間の身でレネゲイドの力を超える事は出来なかったのだ。
気が付くと、彼はUGNの管理する病院で集中治療を受けていた。死んでいてもおかしくない様な怪我を受けながらも、彼は生き残った。生き残ってしまった。
怪我の痛みと自分の無力さにさいなまれ、彼の精神は徐々に変質していった。
闇へ闇へ。獣のそれへ。
彼女が殺されたのは自分が弱いからだ。
幸せが壊されたのは力が無かったからだ。
殺せ。
殺せ。
殺せ。
敵を殺せ。目の前の敵を。自分をこんな目に合わせた敵を全て殺せ。
怒りを力にして、敵を殺せ。
あの怪物を打ち破った後、俺もあの場所へ帰るのだ。

ずっと不機嫌そうな顔でむすっとしてる長髪の男性。
度重なるストレスで白髪が加速しておりずっと老けた印象。
鍛えているのでそこそこ筋肉はあるが、生傷が絶えない。
口数が少ないものの物腰は柔らか。子供には優しい。
戦闘になると豹変して悪逆非道になる。

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