ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

薄氷 永遠 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

双星合一デュアル・ワン薄氷 永遠うすらひ とわ

プレイヤー:よるにふる

年齢
10
性別
星座
天秤座
身長
155
体重
血液型
ワークス
カヴァー
ブリード
クロスブリード
シンドローム
オルクス
ウロボロス
HP最大値
+5=38
常備化ポイント
14
財産ポイント
9
行動値
7
戦闘移動
12
全力移動
24

経験点

消費
+961
未使用
1
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 “わたくし』は
天涯孤独お嬢様
経験 『ソレ”と
別離
邂逅 成る
自分自身
覚醒 侵蝕値
18
衝動 侵蝕値
闘争 16
/変異暴走
その他の修正17ヒューマンズネイバー+5 原初の赤+3 原初の白+3 原初の青+3 リタイアード+3     ウロボロス関連計11【赤4+白5+青4) 
侵蝕率基本値51

能力値

肉体5 感覚2 精神3 社会2
シンドローム0+1 シンドローム1+1 シンドローム1+2 シンドローム2+0
ワークス1 ワークス ワークス ワークス
成長3 成長0 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵3 射撃1 RC1 交渉
回避1 知覚 意志1 調達5
情報:UGN1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
D 賢者の石
固定 アクセル・アルマー 友情 恥辱
ルイ
森次

メモリー

関係名前感情
託された想い 吉沢栄吉 わたくしに託した人。わたくしが託された人。もう迷わない、もう逃げない。
守るべきもの 孤児院の子供たち 彼らのキラキラも、私たちの守るもの
日常 ペロロ様人形 初めていった。みんなで行った。だから、またみんなで。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
ヒューマンズネイバー 1 常時 自動成功 自身 至近 RB
衝動判定のダイスをLv個する。侵食率基本値+5
オリジン:レジェンド 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2 RB
そのシーンの間【精神】達成値+Lv*2
地獄耳 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
お嬢様は地獄耳。誰の耳がダンボですか!
イージーフェイカー:麗しの容貌 1 常時 自身
美は一日にしてならずですわ!
ロードローラーだッ!!! 1
影の武具:緑の鞭 5 マイナーアクション 自身 至近 2
次の武器を作成し装備する。 【攻撃力Lv*2+2 ガード値1 射程20m】
原初の黒:ライトスピード 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 6 100%
そのMPではメジャーアクションを2回行える。C値+1
コンセントレイト:ウロボロス 4 メジャーアクション シンドローム 2
組み合わせた判定のC値を-Lv。(下限7)
オーバーロード 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 3 80%
装備しているドリル(鞭)一つを破壊してその攻撃力をダメージに追加する。
妖精の手 3 オートアクション 自動成功 単体 視界 4
ダイスを振った直後に使用。対象の判定ダイスの目ひとつを10にする。シナリオLv回。
拡散する世界 1 オートアクション 単体 視界 10 100%
HPを20消費。メジャーアクションの対象をシーン(選択)にし、射程を視界に変更する。
隠された世界 1 オートアクション 自動成功 単体 視界 1D10 100%
対象が「単体」でない攻撃が行われる直前に使用。対象を単体に変更して選択しなおさせる。
闘争の渦 1 オートアクション 5 闘争、120%
エフェクトひとつの使用回数を1回復。効果に同意する対象にのみ発動可能。対象は暴走をうける。
妖精の輪 1 オートアクション 自動成功 単体 4
妖精の手を追加でもう一度使用する。
螺旋の悪魔 5 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 3
暴走状態になる。ウロボロスのエフェクトを使用した攻撃の攻撃力を+Lv*3する。
万象の虹 1
赫き重刃 3 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 5
使用時にLv以下のHPを消費。武器の攻撃力を+【消費HP*4】する。
火力強化 3 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 2D10 リレーション
MP間攻撃の判定ダイスを+Lv*3個する。 また、判定するダイスの数が30以上なら二回振りなおせる。
原初の赤:マルチウェポン 1 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 4
装備している武器2本の攻撃力、効果、命中は合算して計算して攻撃する。
尾を喰らう蛇 1 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 4
【OV与ダメ1以上】の条件が設定されたエフェクトを一つ使用する。HPを1D点消費。
破壊の渦動 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 5
【OV与ダメ1以上】シーン間装甲を無視してダメージを与えることが可能になる。
原初の白:フルパワーアタック 5 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 6 80%
行動値を0にし、白兵攻撃の攻撃力を+Lv*5する。
虚無への回帰 1 オートアクション 自動成功 単体 至近 4D10 120%
重圧時でも使用可能。対象へのHPダメージ適用直前、HPダメージを0にする。
原初の青:陽炎の衣 1 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 4
MP終了まで隠密状態になる。シーンLv回。
極光螺旋 3 マイナーアクション 自動成功 自身 至近 効果参照 80%
5点までの侵蝕値を上昇させ、MP中の攻撃力に〔上昇させた侵蝕値*Lv〕点追加する
雲散霧消 5
パーフェクトキャンセラー 1
レストインコマンド 1

コンボ

組み合わせ
《螺旋の悪魔》+《原初の白:フルパワーアタック》+《尾を喰らう蛇》《破壊の渦動》
タイミング
セットアッププロセス
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
18
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
フルパ
25(5*Lv)
螺旋
15(3*Lv)

暴走状態になる。HPを1d10消費。行動値が0になる。

組み合わせ
《影の武具:緑の鞭》《原初の黒:ライトスピード》《赫き重刃》《火力強化》《原初の青:陽炎の衣》《極光螺旋》
タイミング
マイナーアクション
技能
難易度
自動成功
対象
自身
射程
至近
侵蝕値
2d10+7
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
鞭攻撃力(100↓)
28【(Lv*2)+2+16】
赫き重刃
12(Lv*4)
火力強化(落とし子適用)
15(Lv*3)

緑の鞭を2本作成。MPを2回行う。HPを任意の点数消費。ダイス数増加

緑の鞭バフ
ウォーデンソーン+真影の指輪+リーサルシャイン=16

組み合わせ
《C:ウロボロス》+《赤:マルチウェポン》(+《オーバーロード》
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
射程
武器
侵蝕値
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
麒麟適用
5+(3*2)
-6(下限5)
3-5+(1+2)
10+6+4
基本(100~129)
5+6+18+3
5
3+3-3
168(30+18+45+45+30

4回攻撃。適宜《拡散する世界》『麒麟』『AC:Δ弐式』を使用。

侵蝕
拡散10 麒麟1d10 AC1d10

防具常備化経験点種別行動ドッジ装甲値解説
強化服 1 防具
『TEスフィア』 20 防具(補助) 10 お前が攻撃以外のダメージを受ける直前に使用する。受けるダメージを-50点する。
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
ハートの入れ物に入った指輪セット 4 一般 吉沢栄吉が彼の娘のために購入した玩具の指輪セット。彼が私を信じてくれた、その心。

説明:レアアイテム。とっさのお守り互換。なんか効果あるらしいけどレアアイテムってつけたかった。
真影の指輪 35 一般 《影の武具:緑の鞭》で作成する武器の攻撃力を+6する。
ウォーデンソーン 25 一般 《緑の鞭》の攻撃力+7、ガード値+4して二本作製。
リーサルシャイン 10 一般 武器作成エフェクトで作成した武器の攻撃力+3

デモンズシード 3 一般 指定→《コンセントレイト》
リタイアード:神の落とし子 10 エンブレム/一般 P165 指定→《赫き重刃》
浸蝕率100%超過時指定エフェクトのレベル+2
アナザーライフ:『仁義なき戦い』 35 エンブレム/一般 イニシアチブプロセスで使用する。あなたは即座にメインプロセスを行なう。
   このアイテムはあなたが未行動でないと使用できない。
   同じイニシアチブプロセスで行動を宣言しているキャラクターがいても、【行動値】によらずこのメインプロセスが最優先で行なわれる。
   この効果は1シナリオに1回まで使用できる。
『精神:熱血必中!』 30 その他 あなたが攻撃を行なう直前に使用する。
   その攻撃の対象は「※単体」となり、対象はリアクションを行なえない。
   また、その攻撃によって与える最終ダメージを1.5倍(端数切捨て)する。
   この効果は1シナリオに1回まで使用でき、使用するとあなたの侵蝕率に+1d10する。
   このアイテムは他の『精神:●●』と同時に取得できない。
『麒麟』 45 エンブレム/その他 通常効果:メジャーアクションで攻撃を行なう直前に使用する。
     その攻撃を行なう間、あなたが取得している「タイミング:常時」以外のエフェクトのレベルすべてを+2する。
     この効果で最大レベルを超えてもよいが、使用回数は増加しない。
     この効果を使用するとあなたの侵蝕率を+5する。
     この効果は1シナリオに1回まで使用できる。
強化効果:通常効果による攻撃を行なったあと、さらに《コンセントレイト》と「タイミング:メジャーアクション」のエフェクトひとつだけ組み合わせた攻撃を行なう。
     この攻撃が終了するまで、通常効果の効果は継続する。
     ただし、その攻撃の対象は※単体となる。
ビッグネーム 30 エンブレム/一般 自身の判定直前に使用。対象が振るリアクションダイスの数をー4個する。
『その名は!天に煌めく双つ星!薄氷永遠!』 10 一般 『ビッグネーム』あるいは『リビングレジェンド』と同時に使用する。
   同時に使用したエンブレムの効果を、「対象はその判定に対するリアクションを行なえない」に変更する。
リビングデッド 35 エンブレム/一般 自身の判定直前に使用。対象が振るリアクションダイスの数をー5個する。
『No.6 タロット・レプリカード:恋人』 15 エンブレム/一般 解説:"恋人"のタロットカードを模ったレプリカ。
   あなたは、誰かへの想いを糧に力を引き出すことが出来る。しかしその想いが裏切られれば、強いショックが自分を追い詰めてしまう。
効果:このアイテムを取得した時、あなたは「タイミング:常時」およびエネミーエフェクトを除く「制限:-」のエフェクトと固定ロイスを1つ選択する。
   あなたは選択したエフェクトをレベル1で取得する。
   これには経験点は必要なく、また経験点を使用してレベルを成長させることも出来る。
   ただし選択した固定ロイスへの感情がポジティブである間のみ、あなたは選択したエフェクトを使用することが出来る。
   かつ、選択した固定ロイスがタイタス化した、あるいは感情がネガティブとなった場合あなたは即座に衝動判定を行なう。
   また、他の「タロット・レプリカード」と名がつくアイテムと同時に取得出来ない。
『交ワラヌ道』 50 エンブレム/その他 お前は《火力強化》を1レベルで取得する。これには経験点は必要ない。
     《火力強化》はハヌマーンのエフェクトとして扱う。
     《火力強化》は経験点を使用して成長させることができる。
リタイアード:ガントランク 10 エンブレム/一般 武器を追加で一つ装備できる。
『アサルト・コンバット:パターンΔ弐式』 45 その他 このアイテムの取得時に、●を任意の記号や単語に置き換える事。
   メジャーアクションで使用する。あなたは即座にメジャーアクションを2回行う。
   ただしそのメジャーアクションでは「種別:白兵」の武器を用いた白兵攻撃しか出来ず、《コンセントレイト:○○》とエフェクトひとつのみを用いた攻撃しか出来ない。
   この効果は1シナリオに1回まで使用でき、使用するとあなたの侵蝕率は1d10点上昇する。


『精神:理想正義!』 45 リレーション/その他 今や誰にも分からない、森次が果たそうとしている理想と正義の形。
   疲れを知らぬ無尽蔵の体力と急所を的確に狙う殺意は、土筆によりプログラム化はされた。
通常効果:お前がメインプロセスを開始する直前に使用する。
     そのメインプロセスの間、お前が使用するエフェクトの侵蝕値を全て-3(最低1)し、お前が行なう判定のクリティカル値を-3(下限値5)する。
     また、お前は「制限:-」のエフェクトの使用回数を3回まで消費しない。
     この効果は1シナリオに1回まで使用でき、使用するとお前の侵蝕率に+1d10する。
     このリレーションアイテムは他の『精神:●●』と同時に取得できない。
強化効果:お前は他の『精神:●●』を取得していても、このリレーションアイテムを取得できる。
     また、お前は通常効果を、侵蝕率を+1d10するのではなく、HPを1d10点失って使用することができる。
『長崎土産のカステラ』 10 リレーション/使い捨て 森次が土産として定期的に持ってくる、長崎にて創業120年を誇る有名店のカステラ。
   しっとりとした食感とほっとする甘みにより、戦闘中であっても落ち着きを取り戻すことができる。
通常効果:お前がHPを失う直前にオートアクションで使用する。
     お前のHPを10点回復する。
強化効果:お前は通常効果を、HPを失う直前でなく消費する直前にもオートアクションで使用できる。
     また、お前のHPをさらに5点(合計15点)回復する。
ゾディアックユニット-オフィウクス- 50 その他 オートアクション。装備している武器あるいは防具を1つ選択する。
   このシーンの間、選択したアイテムを装備している間以下の効果を得る。
   この効果を使用すると侵食率が5点上昇する。
   また、他のゾディアックユニットと名がつくアイテムと同時に取得出来ない。
   『プリプレイに「タイミング:常時」およびエネミーエフェクト以外の「制限:-」か「制限:120」のエフェクトを1つ選択する。
    あなたは選択したエフェクトを使用出来る。レベルは1とする。(侵蝕率によるレベル上昇の影響は受ける)
    ただしこの効果で選択したエフェクトは「制限:120」となり、エフェクトの侵蝕値は+2される。』
『氷晶の鉄槌』 30 お前が攻撃に使用した武器の攻撃力が20以上ならば、その攻撃に対して行われるガードのガード値を-20する。
     なお、お前が攻撃にふたつ以上の武器を使用していた場合攻撃力のもっとも高い武器ひとつを参照する。
     また、武器の攻撃力を2倍にする効果を使用していた場合、2倍にする前の攻撃力を参照する。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
30 16 456 543 45 1090 1/1091
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

小学生時代、健康診断を装った検査で高純度のレネゲイドクリスタルを体内に宿していることが判明した現在17歳の少女。
本人と家族の強い希望からUGNの招集を拒絶。代わりに両親が重役を務める四条グループ内でレネゲイドの扱い等を学んだ。
本人が未成年ゆえに流れのまま四条に囲い込まれることを両親が拒否したため、成人まではフリーランスとして扱われている。
今回の騒動が起きて招集がなされたとき手を挙げた理由は———

「こんな状況じゃわたくしがキラキラできませんわ!とっとと平和をとりもどしてわたくしいっぱいキラキラするんですの!」

こどもである。


TP11

「攻撃訓練基礎Ⅰ」
必要TP:1
前提条件:なし
  効果:攻撃の命中判定のダイスを+2個する。

「攻撃訓練基礎Ⅱ」
必要TP:1
前提条件:攻撃訓練基礎Ⅰ
  効果:攻撃の命中判定のダイスをさらに+1個する。(合計+3個)

「攻撃訓練基礎Ⅲ」
必要TP:1
前提条件:攻撃訓練基礎Ⅱ
  効果:攻撃の命中判定のダイスをさらに+1個する。(合計+4個)

「精神:魂!」
必要TP:2
前提条件:攻撃訓練基礎Ⅲ
  効果:『精神:熱血必中!』の効果で与える最終ダメージを1.5倍(端数切捨て)ではなく、1.7倍(端数切捨て)にする。


「攻撃訓練基礎Ⅳ」
必要TP:1
前提条件:攻撃訓練基礎Ⅲ
  効果:攻撃の命中判定のダイスをさらに+2個する。(合計+6個)

「攻撃訓練応用Ⅰ」
必要TP:1
前提条件:攻撃訓練基礎Ⅰ
  効果:攻撃の命中判定の達成値を+2する。

「攻撃訓練応用Ⅱ」
必要TP:1
前提条件:攻撃訓練応用Ⅰ
  効果:攻撃の命中判定の達成値をさらに+1する。(合計+3)

「精密攻撃」
必要TP:2
前提条件:攻撃訓練応用Ⅱ
  効果:あなたが攻撃の命中判定のダイスを振った直後に使用する。その判定ダイス1つを10に変更する。
     この効果は1シナリオに1回まで使用できる。

「活性訓練基礎Ⅰ」
必要TP:1
前提条件:なし
  効果:最大HPを+5する。

「活性訓練応用Ⅰ」
必要TP:1
前提条件:活性訓練基礎Ⅰ
  効果:バックトラックのダイスを振る直前に使用する。侵蝕率を-3%する。

「精神統一」
必要TP:2
前提条件:活性訓練応用Ⅰ
  効果:あなたがエフェクトを使用する際に使用する。組み合わせたエフェクトひとつのレベルを+1する。
     この効果で最大レベルを超えてもよいが、使用回数は増加しない。
     この効果は1シナリオに1回まで使用できる。

贈物:ルナ・ギフト
必要経験点:0
種別:その他
解説:ある人物からもらった、ある年のバレンタインデーの贈り物。
   特殊なコーティングが施された、光の反射を受けてプリズムのように煌めくチョコレート。1個だけでも目玉が飛び出るような値段がする。

贈物:夢心地のアロマ
必要経験点:0
種別:その他
解説:ある人物から、創立記念祭のプレゼント交換で回って来た贈り物。
   とあるソラリスのオーヴァードから抽出されたアロマを部屋の中に漂わせるディフューザー。イヤな思い出を消し去ってくれる、というが……。
効果:いつでも使用できる。
   このユニークアイテムを取得した時に、このユニークアイテムへの送り主への属性(リンケージマインドP7)をひとつ設定する。
   あなたは、その属性に応じたタイタスの効果(リンケージマインドP8)を得る。
   この効果は1キャンペーンに1回まで使用できる。→GR指定

詳細設定

前日譚

「いーいーなーいーいーなー、にんーげんーっていーいーなー」

“ソレ”がまだカタチを持たずに“ソレ”でしかない頃に彼女が歌っていた。

「わたくし、この歌きらいなんですの。だって、ねがうだけじゃないですか。」

“ソレ”は“ソレ”のまま、『彼女』の言葉を聞いていた。『彼女』の言葉は、むずかしい。

「だから、わたくしはがんばるんです。がんばっておかあさまに負けない立派なれでぃになって、おとうさまみたいな素敵な人のおよめさんになるんですの!願うだけじゃ叶いませんから。叶えるんですの!ねだるな、勝ち取れ!ですの!」

“ソレ”はやっぱりよくわからない。でも、そう語る『彼女』は左右のくるくるをはねさせて、キラキラしていた。

「あ、もうこんな時間ですわ!おけいこに遅れてしまいますの!」

そうして『彼女』は“ソレ”から立ち去って行った。“ソレ”はやっぱりよくわからない。ただ、ずっとずっと、『彼女』がいた場所に。“ソレ”のまま、ずっといた。


————————————


“ソレ”が待ち続けて、明るいのと暗いのが交互に何度か。そうしたら、『彼女』が来た。“ソレ”はやっぱりよくわからない。けれど、いまだカタチを保ったまま。“ソレ”は“ソレ”として、いつかのように。

「今日もいたんですの?ひまですわね!それじゃあ今日もわたくしがおはなししてさしあげますわ!」

“ソレ”は『彼女』の話を聞く。左右のくるくるをはねさせて、キラキラしてる『彼女』の話を。よくわからないけど、“ソレ”は“ソレ”のまま、くるくるしてる『彼女』のキラキラをカタチを保ったまま聞いていた。


————————————


そうして『彼女』と“ソレ”は何度も繰り返した。会って、去って、会って、去って。いっぱいくるくるな『彼女』はキラキラしていた。“ソレ”はいまだカタチを保っている。またキラキラしているくるくるな『彼女』と会いたいと。“ソレ”は初めて、願いを持った。

「……ごきげんよう」

キラキラしてない。心なしか左右のくるくるもしんなりしている。“ソレ”は落ち着かなくなる。キラキラしていない『彼女』を見るのははじめてだったから。

「今日学校で検査がありましたの。そしたらなんか、わたくしが適合者?とかいうのらしくって。すごく名誉なこと?らしいんですけれど……おとうさまとおかあさまから離れなくちゃいけないとか……。名誉なことなら、おうけするのがいいんですけれど……でも……。わたくし、はなれたくないですわ……。おとうさまとも、おかあさまとも。あなたとお話しできなくなるのもいやですわ……。」

“ソレ”はよくわからない。なんで『彼女』がこんなにキラキラしてないのかって。でも、“ソレ”は思った。こんなのは嫌だって。だから“ソレ”は蠢いて。

「ひゃっ!な、なんかおどろおどろしくなってますわ?怒ったんですの?……いえ、元気づけてくれてるんですの?ふふっ、ありがとうですの。そうですわね、願うだけなんてわたくしらしくありませんわ!帰っておとうさまにお願いしてみますわ!わたくしはなれたくありませんって!」

彼女は、キラキラしてくれた。“ソレ”はよくわからない。でも、いやじゃなくなった。去っていく彼女を見る“ソレ”はいつもどおり、カタチを保ったままだった。


————————————


「ごきげんよう!やってくれましたの!おとうさまが断ってくださるって!これでおとうさまともおかあさまとも一緒にいられますわ!あなたとあえなくならずにすみましたわ!あ、あくまでついでですからね!勘違いなさらないでくださいましっ!ふっふっふーっ!それじゃあきょうはわたくしのとってお———」

パンっ。“ソレ”にはよくわからない。音が響いたと思ったら、いきなり『彼女』がたおれてきた。赤いものが、ながれてる。

「おいおい、それ実弾じゃねぇの?」
「あぁ?別にいいだろ。こーゆーのはとっとと処理しとくに限るんだよ。UGNのクソどもに漏れる前にヤっとくのがクレバーなやり方、ってな?わかる?そこんとこ。それによぉ、ある意味慈悲だぜぇ?だって麻酔銃使ったら連れて帰らなきゃなんねぇだろ?そこで実験やらなにやらされるよりここで死んでおいた方がよっぽどいいっておもわねぇか?」
「とかいってて、ほんとはお前ガキやるのがすきだからだろ?」
「ハハッ!せーかーいっ!やっぱりよくわかってんなぁ相棒!」
「うっせぇよ。ほら、とっとと死体かついでずらかるぞ。」
「あ、俺、箸より重いもの持てないんでー」
「うるっせぇ!とっとと仕事しろや!」

キラキラしたくるくるな『彼女』が動かなくなって、別の知らないのが来た。
二人組は彼女に近づいてくる。“ソレ”はやっぱりよくわからない。よくわからないけど、近づかせたくない。そう思った。でも、“ソレ”にはない。カタチはあれど、チカラはない。
“ソレ”はおもった。『彼女』のキラキラを失くしたくない。“ソレ”は願った。『彼女』のキラキラを守りたいと。
“ソレ”は、望んだ。

だから———“ソレ”は喰らった。

「でよぉ、昨日食った女がよぉ」
「はいはい、それはよかったな……ッて、おい、あれ……!」
「はぁ?ちゃんと聞けやボケが。って、なんで死体が黒く……!」


『わたくし、この歌きらいなんですの。だって、ねがうだけじゃないですか。』
ねがうだけで、いちゃいけない。
『だから、わたくしはがんばるんです。がんばっておかあさまに負けない立派なれでぃになって、おとうさまみたいな素敵な人のおよめさんになるんですの!』
おもうだけで、いちゃいけない。
『願うだけじゃ叶いませんから。叶えるんですの!』
叶えるのは、“自分自身”。
『ねだるな、勝ち取れ、でしてよ!』
わかっております。だから———“わたくし』は、叶えますわ。

「“わたくし』がくれたキラキラを、『わたくし”を“わたくし』にしてくれたキラキラを、『わたくし“自身を、失くさない———!」

呼応するは胸の奥。決して折れず、曲がらず、一直線に貫き続ける。
『わたくし』が宿し、今“わたくし”を滾らせる賢者のドリル。
『彼女』と"ソレ"の二重螺旋。今、一つに。

———さぁ、始めましょう?“わたくし』たちの闘争を———


————————————


『彼女』がいつも帰る時間。そこにはいつも通り『彼女"が一人。だって“ソレ”は領域を感知するチカラを無意識に行使していた彼女にしか見えないものだったから。だから、いつも通り。二人組は何時しか消えて、『彼女』を喰らって混ざりあったモノが“彼女』としてあるだけで。ただそれだけで、いつも通り。
そんないつも通りのなかに一つの異物。それは彼女に声をかける。

「探しましたよ、お嬢様。旦那様がお話があるそうです。」

“彼女』は声に応えながら、『ソレ”があった場所へと一瞥したあと歩き出す。
鈴の鳴るような声で、いつかのように。

「でんでんでんぐりがえって———ばいばいばい」


そうして時がたち、彼女は都内の高校に進学した。今日も級友たちの喧騒が耳に心地よい。そんな中、不意に耳を打つ言葉があった。





「———ねぇ、スワンプマンって知ってる?」

設定覚え書き

・検査に引っかかってしまったのは《神の落とし子》の影響。生まれて間もないころに神代グループによる実験によって賢者の石が埋め込まれた。
・神代グループより永遠が引き取られてきたときに子供ができずに養子でもと思っていた両親によって引き取られた。オーヴァードではあるもののオーヴァードとしては前線に立てぬ両親の代わり、前線でも働いていた経験のある執事が経過観察と監視を兼ねて見守っていた。ソレとの融合がなされた後に迎えに来たのも彼。
・血のつながりがないことは永遠も知っており、だからこそ愛情を注いでくれる両親に強くあこがれ、二人のようになりたいと強く願っていた。検査後UGNに出向く話が出た時に永遠が告げた「離れ離れになりたくない、両親と一緒にいたい」という言葉が両親が聞く初めてのわがままだった。
・“ソレ』との合一がなされた後は永遠の変化に両親は気付いているものの、自分たちの愛する子供であるということで受け入れている。ただ自分たちの知らないところで危険があったということで過保護になっていたりも。今回永遠が支部に行くと言い出した時は護衛を雇おうと真剣に悩んだ模様。
・この年齢になっても「お父様みたいな人と結婚しますわ!」と言っているおかげでお父様は結婚せずにこのまま家に居てくれないかなと思っている。

日記

◯月✕日(晴れっぽい日)

今日は赤髮さんとアネゴさんと夜さんと月さんで任務にでましたわ。なんの任務だったか?……企業秘密ですわ!そしたらなんか変な場所に飛ばされてさぁ大変!びっくりして私、皆さんのお話を聞いて「ですわ!」って相槌打つしかできなかったのです。でも、これも高貴なものの務め。しっかりとですわを全うしましたの!そしたら……なんかおかしいんですわ?干渉できなかったり、でも言葉は届いてたり。そこで私の灰色の頭脳はピンときました!これは誰かの記憶の世界だって!!だから起こったことをなかったことにしたりはできないって、理解していたのですけれど………胸糞ですわ!!こんな胸糞な記憶とかくそくらえですわ!!……過ぎたことは変えられない。そんなのわかってたケド……自分で自分のキラキラを投げ捨てようとする人は流石に止めてしまいましたわ!!でも、干渉できたのです。ということは、私だったヒトは私みたいなキラキラな方ということですわね!間違いないですわ!
そうしてまぁ、記憶の主とあったのですけれど……なんかチンパンジーを感じたのですわよね。あれってなんなのかしら?でも、だからこそムカつきましたわ。馬鹿ですわ。大馬鹿ですわ。たしかに彼の経験は重たいものです。立ち上がれなんて無責任に言えないことです。でも、残されたヒトは、残したヒトのぶんまでキラキラするべきですの。そのキラキラには、残したヒトのキラキラも含まれているのだから。……だからこそ。


あいつにはユッケを奢らせるのですわ。


吉沢栄吉。私が殺した、そして信じてくれた人。

ぷち幕間~『わたくし』~


———作戦開始まで、残り8時間

「寝れませんわ。寝られませんわ。寝なきゃいけないのに、寝なきゃ、コンディションがおちるのはわかっておりますのに、寝られませんわ…」

コツ、コツ、コツ。永遠は一人廊下を歩く。枕をもって、頭には三角形のナイトキャップをかぶりながら。キャップの頂点のもこふわポンポンを左右に揺らして、コツコツコツ。
寝られない理由はわかってる。むしろ、それしかない。だってそれはあの邂逅の後からずっと頭に残っていたことだから。

「わたくしは、まだ、弱いですわ———」

知らしめられたその事実。それが楔となって永遠の心に突き刺さっていたから。
本当は、わかっていた。避けるべきだと。私ではまだ力不足だと。———足手まといだと、わかっていた。あの時足が震えて動けなくなった。それがすべてを物語っていたから。

「もしまた、あの時のように…。もし、また……わたくしが、動けなかったら…!」

手にした枕を抱く手に力がこもる。怖い。一人で戦場に赴くわけではない。そんなことはわかってる。でもだからこそ、怖い。仲間たちを信頼していない?そんなわけがない。むしろ、信頼しきっている。だからこそ、怖い。

「今度は、今度は…!今度は、みんなが……!!」

脳裏に浮かぶのは彼の姿。私に思いを託した彼の姿。私のきらきらを信じてくれた、彼の姿。それが今度また動けなかったら。その彼は仲間の誰かになってしまう。自分のせいで、他人のきらきらが消えてしまう。

「私は…私は…!私はキラキラするために…!きらきらしたみんなで明日を迎えるために…!だというのに、だというのに私は…ッ!!」

私がいるから。私のせいで。私が、私が、わたくしが…っ!
頭の中はぐちゃぐちゃで、自責の想いだけが頭を占める。私が、殺した。だというのに

「どうして…どうして私は、あそこで手を挙げてしまったの…!弱くて、怖くて、何もできなかったのに。どうして私は、彼と向き合うことを選んでしまったの…!」

足手まといだとはわかってるのに。他の人に任せた方が絶対いいとわかっていたのに。彼と対峙するなら、もっと力をつけてからって思っていたのに。

「それがわたくしの意思ですから…って、誰ですの!?」

「だれかなんてどうでもいいですわ。そもそも、いつまで貴女は借り物でいるんですの?」

ひとりしかいないはずなのに。昏い廊下に響く声。
見回しても、私一人。また響いた。借り物。……あぁ、そういえば。

「わたくし、ですの?…そうですわ、わたくし。」

あぁ、そうだ。脳裏に浮かぶ一つの残響。

「私は、初めてじゃなかったんでしたわね…。私が弱いせいで、私の弱さで———」

殺したのは。

「そうですわ。わたくし。」

わたくしは同意する。そうじゃない。違う。そんな言葉をぐっとのみこみ、同意する。弱いのは事実。そしていま必要なのは。

「それで、どうしますの?このままずっと弱いままでいるんですの?負け犬のままでいるんですの?…そんなことは…。だったら、そうなるしかないじゃないですの。でも、時間が…!そんなの言い訳ですの。もう知ってるはずですわ。わたくしはこうなりたいから、わたくしになったんですもの。」

出来の悪い腹話術はまだ続く。

「だからこそ、借り物の力に頼り切りではいけませんの。今まではそれでよかったかもしれない。でも、わたくしはもう十分に、積み上げてきた。積み上げて……?」

思い起こすのはカレイドスコープでの日々。わたくしが私となっての日々。初めて行った記憶の世界。彼女は最後まで、ユッケの人のことを。わたくしはそれをみて、何を思った。何を感じた、どうしたいと思った。背負うべきキラキラは、どこにあった。
それを皮切りに今までのことが次々と。ソフィーナさん、ティナさん、アルベロさん。剣児さんにルイさんに、いろいろな人の姿が流れとなって押し寄せる。そして最後に浮かぶのは、わたくしがすくむだけしかできなかったアレを相手に立ち向かっていった彼の姿。

「いろいろありましたわよね。それを見て、わたくしはどう思いましたの?いいえ、ぶすいでしたわね。わたくしは、私としてそれらに想いを抱いてきた。まぎれもなく、わたくしとしての想いですわ。———だったら、このままじゃいられませんわね。そうですわ、わたくし」

キラキラさんが抱いた想いじゃない。ソレが抱いた想いじゃない。まぎれもなく、わたくしの想い。人のキラキラにあこがれた。消さないためにと願った想いは、今は私がそうなりたいという想いになった。憧れるだけじゃいられない。縋るだけじゃいられない。だから、私は成る。

神の落とし子“でもある”わたくしから、神の落とし子“だった”わたくしへと。
怖がることしかできなかったわたくしから、立ち向かうことのできるわたくしへと。

「そう、もう一度。だから、もう一度。」

時間がないなんてただの言い訳。だってわたくしはもう知っていたから。だからわたくしは組み替える。なりたいわたくしになるために。わたくしがわたくしへと成るために。螺旋をつくる影と金。二つの螺旋が合わされば、それすなわち人体情報。わたくしは私の成りたいわたくしになるために、自らを最適な形へと作り替える。

真に

「———双星、合一———」

一つと成るために。


「———もう、大丈夫ですわよね。」
応える言葉は紡がれない。だってもう完全に、わたくしたちはわたくしとなったのだから。

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