“群像劇”本田 輝琳
プレイヤー:学者
- 年齢
- 27
- 性別
- 女
- 星座
- 牡牛座
- 身長
- 152
- 体重
- 48
- 血液型
- A型
- ワークス
- UGN支部長B
- カヴァー
- フリーター
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- ノイマン
- HP最大値
- 29
- 常備化ポイント
- 10
- 財産ポイント
- 2
- 行動値
- 9
- 戦闘移動
- 14
- 全力移動
- 28
経験点
- 消費
- +13
- 未使用
- 13
ライフパス
出自 | 彼女は暖かい家庭というものを知らない。唯一の家族である父は仕事以外に興味がなく、仕事の邪魔にならないように部屋の隅で縮こまっている以外に彼女にできる事は無かった。 | |
---|---|---|
疎まれた子 | ||
経験 | かつて、どうにも馬が合わないクラスメイトとどちらがより馬鹿なのかを決める為にテストで勝負をした。その時は執念で勝利したが、過程も含めてその勝利は大切な思い出となった。 | |
大成功 | ||
邂逅 | 支部長としての業務上の関係であり、オーヴァードに目覚めた頃の恩人でもある。 | |
いい人 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 愛したい、愛されたい。もう二度と空虚には戻りたくない。日常への道が閉ざされた者達は、その傷を癒やしあうべきなのだ。 |
渇望 | 17 | |
衝動 | 侵蝕値 | 狂った世界で生きている。間違った世界で生きている。それでも皆懸命に歩いていて、その中で輝く物が確かにあって、だからこそそれを邪魔する物には、どうしようもない暗い感情が湧いてくる。 |
嫌悪 | 15 | |
侵蝕率基本値 | 32 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 1 | 精神 | 7 | 社会 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 0×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 3×2 | シンドローム | 1×2 |
ワークス | ワークス | 1 | ワークス | ワークス | |||
成長 | 1 | 成長 | 成長 | 1 | 成長 | 1 | |
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | 1 | RC | 交渉 | |||
回避 | 1 | 知覚 | 1 | 意志 | 2 | 調達 | 2 |
情報:UGN | 3 | ||||||
情報:噂話 | 2 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
親戚 | 水谷 薫 | 庇護 | / | 嫉妬 | 世話になっている親戚の家の子供。 | ||
ライバル | 高橋 悠人 | 純愛 | / | 侮蔑 | 学生時代以来の腐れ縁。 | ||
いいひと | 谷 修成 | 尊敬 | / | 敵愾心 | UGN支部長としての業務上の関係。 | ||
見霊 樹生 | 親近感 | / | 不安 | 表向きには観察、保護の対象。 | |||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
戦術 | 2 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | 6 | ― | |
常勝の天才 | 2 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | 6 | ピュア | |
援護射撃 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 効果参照 | 2 | ― | |
弱点看破 | 1 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 自動成功 | 単体 | 視界 | 3 | ― | |
コンセントレイト | 2 | メジャーアクション | シンドローム | ― | ― | ― | 2 | ― | |
コンボ
開幕宣言
- 組み合わせ
- 戦術+常勝の天才
- タイミング
- セットアッププロセス
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- シーン(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 12
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 100%以上
一度戦場に降り立てば、そこは一つの舞台となる。舞台立つ者、全てが主役。しかして皆が平等に、彼女の手のひらの上にある。
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
拳銃 | 6 | 射撃 | 〈射撃〉 | -1 | 3 | - | 20m |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
コネ:要人への貸し | 1 | コネ | 〈情報:〇〇〉 | ||
ウェポンケース | 1 | その他 | 拳銃 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
30 | 10 | 90 | 0 | 0 | 130 | 13/143 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
人物
よく笑う、年齢に見合わない元気っぱいな少女のような活力に溢れた女性。一人称は「僕」。言動の一つ一つがなんだか単調で、率直に言って馬鹿っぽい。というか馬鹿である。正確には『元馬鹿』なので浅慮というわけではないのだが、馬鹿としての立ち振る舞いが抜けていない。支部長らしくは無いが、よき指導者ではある。小学校低学年の先生のような感じ。子供っぽく見えても人付き合いに関しては驚くほど真摯で、達観している。
誰かに対する好意は包み隠さず伝えるタイプ。自分に付き従ってくれる人を、ただひたむきに愛している。「無関心よりは悪意があったほうが良くて、悪意よりは愛があったほうがいいでしょ?それだってちゃんと伝えないとわかんないもんね」とのこと。機会が少ないだけで悪意に関しても同様。
容姿
よく手入れされている事がわかる黒髪と、葡萄酒のような深い赤紫の瞳をしている。低い身長に細い体軸、そんなか弱そうな体から信じられないほどエネルギッシュな活力に満ち溢れている。中身だけなく見た目もどこか子供っぽい。少しばかり真面目な顔をしても発表会だかで張り切っている子供にしか見えない。
能力
本田輝琳は単体での戦闘能力は皆無である。武器は護身用の拳銃のみ、ハヌマーンのような速度もキュマイラのような膂力もバロールのような搦め手も持たない。身体能力も特段高いわけではない。そんな彼女は、自身のことを「舞台装置」なのだと語る。演目の始まりと共に装置は動き出し、役者は踊り、舞台に幕が降りる頃には台本通りの勝利がそこにある。自分は演目が進むのを少しばかり助けるだけなのだ、と。
彼女は人心を完全に掌握して思い通りに動かすタイプではない。彼女のカリスマは対象への深い理解、受容に基づく物で、自身の全てを持ってして相手の『独壇場』を演出する。それは無心の愛、献身によって齎される。エフェクトの行使により思考能力が上昇している間、戦場全体に目を向け、勝利への筋書きと現状の誤差を常に修正、調整を繰り返している為、必然的に普段よりもずっと口数が減り、感情表現も乏しくなり、まるで別人のようになる。
来歴
本田輝琳という人間の生涯は、薄幸ではあるが特段不幸なものではないと当人は考えている。彼女は母の顔を写真でしか知らなかった。父の顔は、不機嫌そうな表情だけが鮮明に残っていた。家族の愛情を彼女は知らない。しかしそれは、失ったわけでも奪われたわけでもない。ただ持って生まれて来なかっただけ。自ら求めなければ、不足を感じる事もないのだ。頭の良くない彼女は、本能でそれを知覚していた。そのお陰で彼女は実に健全に成長した。一種の思考放棄から生み出される安寧は、本当にそれでよかったのかという問題を残したまま彼女を真っ直ぐで朗らかな人間に育て上げた。
しかし、高校生の頃に何の前触れも無くオーヴァードとしての力に目覚める。幸か不幸か、それは目に見える形では現れなかった。しかしその変化は確実に彼女を蝕んだ。今まで見ないようにしてきた事が、理解の外側に置く事で平穏を保っていた事が、何もかも理解できた。自分の意思とは関係なく鮮明になっていく思考を止める術を彼女は知らなかった。それでも彼女は平凡に縋りつき、何も知らぬ白痴を装った。真っ直ぐで馬鹿で隠し事のできない彼女のままなら不可能だっただろうが、皮肉にもノイマンとしての能力がそれを可能とした。
次の転機は一年後、父の訃報を伝える電話がかかってきた時の事である。父の死を知っても、心は揺らがなかった。その代わりに、ある一つの考えが頭に浮かんだ。「自分が居なくなって困る人が一人も居なくなったのなら、全てに目を背けて逃げてしまっても誰にも責められないのではないか」と考えてしまった。
そして彼女はそれを実行に移した。最初で最後の逃避行だった。自らの正体、この世界の異常。それらを解き明かす術を持ったまま、塞ぎ込んで逃げ出した。
そこまでなら、よくある未成年の家出で済んだ。問題は、警察の捜査でもその足取りが全く掴めない事である。監視カメラ等の映像を元にしても、僅かな痕跡が見つかるだけで現在の居場所にはつながらない。この事からオーヴァードである可能性が浮上し、当時FHとの本格的な構想でそこに当てる人員がUGNには無かった事から、レネゲイド関連事件担当独立捜査課の中から、捜索役として谷修成に白羽の矢が立った。
谷修成は特別な事をせず、ひたすら地道な聞き込みを続けて彼女を発見した。能力による偽装を可能とするモルフェウスやエンジェルハィロゥでは無かったのが幸いだった。ともかく彼女は捜査の果てにUGNに保護され、自身がオーヴァードであるという事、自身の変化がエフェクトによるものだという事、そして、何をしているかわからなかった父がUGNの支部長だったという事を知った。彼女は再び日常へと戻ったが、決して触れてはならない現実の向こう側を知ってしまった以上普通の暮らしを送る事などできなかった。
再び蝕まれ始めた、そんな折に彼女は親戚の家に引き取られる事になった。そこで家族の愛情という物を知り、生まれて初めて愛への飢えを自覚した。しかし、それをオーヴァードでは無い一般人に求めるのは違う、と感じた。彼らは彼らだけの安寧を享受する権利がある。過去の自分と同じように愛を知らぬ人、今の自分のように愛に飢える人が存在するのなら、そうした人と共にありたい。拒まれたとしても、狂った世界で一人で泣かなければならない人が居なくなるように。
彼女はUGNの構成員となり、三年ほどでかつて父が預かっていた支部を任されるようになった。これに関しては本人がそもそも単独での戦闘より前線指揮に特化している事、支部長だった父のカリスマを確実に受け継いでいる事、愛し、受け入れ、尊重する在り方が組織のトップに向いていた事………様々な要因があるが、一番は彼女の努力が実を結んだ結果だった。
支部長として、父のことを知る人と話し、父と同じ立場に立って、分かったことがあった。父は自分の娘を、間違いなく愛していた。しかし支部長としての立場と、心を寄せるパートナーの不在と、オーヴァードとそうでない者を阻む壁が、娘との距離を遠ざけていた。そして、父は娘との関わりを立った。オーヴァードとは関わりの無い世界で、自分の幸福を見つけて生きていけるように。愛さない事が、娘に触れる事ができない父の愛の形だった。
それでも愛してほしかった。身を断つような決意と、そこに至るまでの道のりを追体験しておいて、彼女はそれでもそう思った。故に彼女はオーヴァードを、平穏の外側に立つ人々を須く愛している。
ロイス
水谷薫
水谷薫は父が亡くなってから世話をしてもらった親戚の家の子供である。水谷家の人間は身寄りのない彼女を暖かく迎え入れてくれたが、彼女はオーヴァードと関係のない家庭に危害が及ばないように、その厚意を無碍にする事はなくとも自分から歩み寄る事はしなかった。そんな彼女に対して向こうから歩み寄って水谷薫だった。『真っ当に愛を受け取って育った子供』である薫は彼女にとって庇護の対象で、オーヴァードとして戦う理由を確かめる指標となっている。
高橋悠人
高橋悠人との関係性は、腐れ縁と表現するのが適当である。学生の頃、お互いに人並みにバカだった二人はバカなことをして過ごしてきた。『どちらがより馬鹿か』というのを決めるためにテストで勝負をしたこともある。オーヴァードとなってから彼女は一般人と距離を取るようになったが、彼はバカなのでそれを理解できずに変わらず接し続けた。彼女の変化にも何も気づかずに、ただ側に居続けた。その白痴を彼女は笑い、そして愛していた。
谷修成
恩人でもあり、尊敬する人物でもある。ぶっちゃけ霧谷とかよりよっぽと尊敬している。彼の為なら私的にエージェントを動かすこともあり、その度に多方面に怒られている。オーヴァードは皆、そうでない者を力で捩じ伏せて黙らせる事ができる。しかし、彼を上回る事はできないだろう。彼女は、自分が谷修成という人間を上回ったと思えるようになるまでは支部長として全面的に彼に協力する姿勢を示している。………もし、自分と彼が並び立つ、そんな時が来たら?そんな事を考えるのは烏滸がましいが、その時は自分でも想像もつかないような、それは面白い事になるだろう。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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2023/3/25 | Crumble Days | 13 |