容姿・経歴・その他メモ

レネゲイド関連の物品を扱う商人、情報屋、ハッカーが巣食う裏市場の元締め（と監視）をしている青年。１０歳でＦＨを脱走してから、己の身と頭脳一つでトップまで成り上がった過去を持つ。ダウナーな言動に反して非常に頭脳明晰な人物で、曲者の多い裏市場の住民をまとめ上げる卓越したカリスマ性を有する。多忙な日々の隙間を縫ってUGNイリーガルとしても活動しているが、本業が本業であることと元FHという経歴からUGN職員達からの心象は良くない。なお、裏市場から得る資金にUGNからの支援金も加わった結果、莫大な資産を有しているが、本人曰く金を稼ぐのは「本当の目的」のための手段でしかないらしい。ただし、彼の「本当の目的」を知る者は少ない。
オーヴァードとしての能力はノイマンによる演算能力と恐らくオルクス由来と思われる鉄を操る能力である。戦闘時は複数のナイフを浮遊させ砂嵐の様に滅多刺しにする戦法を取る。ただし、彼自身は自分のオーヴァードとしてのポテンシャルは高く無いと評価しており、豊富な資金とコネによる情報網こそが自分の武器であると公言している。
彼は確かに天才だが、独りよがりの天才ではない。自分一人で出来ることの限界を知っているが故に、「自分が対処しなければならないこと」を常に見極めながら行動している。そのため、時には大きな仕事も躊躇なく部下に任せる上、UGNイリーガルでありながら任務を断ることもある。ただし、一度彼がUGNに協力すると判断した場合、持てるリソースを惜しみなく使い、大きな力になってくれるだろう。

履歴

物心ついた時から天涯孤独だった彼は、幼少期を孤児院で過ごした。血のつながらない大勢の「家族」との暮らしは、大変な事も多かったが、確かに幸せだった。
しかし、その能力に目をつけたFHに誘拐されてから彼の日常は一変する。過酷な訓練で日々人間性を失っていく自分に耐えられなくなった彼は隙を見つけて脱走し、裏市場に転がり込んだ。そこからの成り上がりについては上記の通り。
彼がFHで受けた精神的苦痛は計り知れず、今でも悪夢にうなされるほど。彼の(わかりにくい)行動原理は「同じ様な目に遭う子どもが少しでも少なくなること」であり、そのための金を稼ぐ手段が裏市場の元締めである。身寄りの無い少年少女の保護も積極的に行なっており、信用する施設への入所を手配したり、時には裏市場での働き場所を用意する等の支援を惜しまない。なお、彼が「本当の目的」を滅多に口にしないのは、単に自分のキャラに合わず小っ恥ずかしいと思っているからである。

裏市場について:
彼が支配する以前の裏市場は正しく無法地帯で、非合法品、偽装品、その他ヤバすぎる何かが飛び交い、いつUGNによる摘発が入ってもおかしくない状況であった。しかし、彼が権力を握った後は偽装品を扱う様な悪徳業者は一掃されたため、最低限の秩序は保たれている。会員制だが顧客は幅広く、UGN他組織の関係者や市井のオーヴァードが秘密裏に利用している（ただしFH関係者は入れない）。隠語は「フリマ」。その存在自体はUGNに把握されているが、「少なくとも現状は一定の秩序を保っていること」「摘発の際に相応の抵抗が予想されること」「摘発後、更に危険な裏市場が出現すること」が懸念され少なくとも現時点では摘発は(かなり紙一重であるが)保留されている。
入り口は協力者のオーヴァードの能力により巧妙に隠蔽されており、現時点で会員以外の侵入者は霧谷雄吾ただ一人である。

出身地：
秘密
家族構成：大勢
趣味：
料理(結果が予測できないのが楽しい)
好きな食べ物：
食べたことがないもの
嫌いな食べ物：
食べ飽きたもの　FH時代を思わせる物
好きなこと（もの）：子供の笑顔(内緒)

苦手なこと（もの）：
政治的な駆け引き、確定申告(苦手というより面倒) 権力者
給与の使い道：必要経費以外は寄付
ストレス：FH時代の苦痛(記憶力が良すぎて忘れることが出来ない)
隠し事：FH時代のこと

セッション履歴