容姿・経歴・その他メモ

ジョルト・ドゥ・ロウレス
〈関係を持つNPC〉エバー、シュシュ


ジョルト、エバー、シュシュは兄妹であり、ある組織で同じ部隊に所属するリボン(兵隊)だった。ある日、大規模な戦争でほとんどのリボンに出動命令が下された。
3人も同じくして戦場に送り込まれ、最前線にて無双の活躍を遂げていたが、後ろに居る味方の数が少ない。
変に思ったエバーはジョルトとシュシュを呼び戻し、隠れて撤退した。そして、3人は驚くべき光景を目にする。
リボンが同士討ちをしている。わけもわからず、ジョルトは仲裁しようと割って入るも、話す余地すら無くそのまま戦闘に。制圧が終わった頃には、敵も味方も全滅していた。意を決して本拠地に戻った時には遅かった。
そこは既に敵が占領していたのだ。惨いことに、周辺の家屋は残らず燃え盛っている。怒りに吼えたジョルトは敵陣の中へ飛び込んだ。エバーとシュシュも後に続いたが、あまりの敵の多さに押し潰され、遂には拘束されてそれぞれ牢に監禁された。
拷問が続いて数ヶ月、ジョルトは不屈の肉体で耐え抜き、牢からの脱出を計画。ﾌｧｳｽﾄﾌｧｽﾄｵﾝﾗｲﾝ第六章は旧組織の牢から3人の脱走を手助けするというもの。
ジョルトは屈強であったためになんとかなったが、エバーとシュシュはそうもいかなかった。衰弱しきった2人に食事と水分、そして治療を施したプレイヤーの後ろでジョルトは敵を静かに倒していく。漸く組織の外まで出たところで、組織を占領した敵国の将軍が立ちはだかる。
退こうにも、動けない2人を背負って逃げることは不可能だと判断したプレイヤーは将軍を足止め、あるいは打ち倒し、ジョルトたちを逃がすことになった。今のうちに行けと、ハンドサインを送り、将軍とプレイヤーは激闘を繰り広げた。
戦いが終わった頃、ジョルトたちは馬車に揺られていた。体力が戻りつつあるのか、エバーとシュシュの顔色も回復している。ジョルトはプレイヤーたちの無事を祈り、どこかへと消えてゆく。いつか恩義を返すために。

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