本名「篠原　仁奈」。

母親は仁奈を産んだ直後に帰らぬ人になり、父親は精神を病んで自ら命を絶つ。駆け落ちだったため残された自分は親戚間では厄介者として相手にされず、広く浅く無難に付き合う今の性格が形成された。

最終的にほぼ血のつながりがない親戚のお姉さんの家に居候。彼女も事故で若くして夫と子供を失い実の家族のように可愛がられたが覚醒をきっかけに一人暮らしを決意。たまに仕送りをしている。

世界の真実を知ったのはたまたまだったがオーヴァードになったのは自らの意志
過去を償うためにとある「目的」を果たそうとしており自分の全てを捧げる覚悟がある。

大事な人が死んで忘れられない者、オーヴァードになり人生が狂った者、UGNに真実を消され恨む者、過去に囚われた彼らが未来を見据えて前向きに生きることはできないと信じている

そのため秘密裏にバロールの能力を研究し「過去への逆行」「惨劇の回避」を行おうと何度もアプローチをしている

実はUGN内で危険人物扱いされており本人は知らないが支部長という席に置かれたのはイリーガルやエージェントとして野放しにするより行動が管理しやすいというUGN上層部の判断。

本人が思っているより倫理観はあるのでFHの思想や行為には賛同しないし「どうせ過去から全部やり直せるから今がどうなってもいい」という思想には至らないようだ。