容姿・経歴・その他メモ

髪

薄紫

瞳

赤

肌

やや色白

政治家 氷室剛人（ひむろたかと）の一人息子。
幼い頃より帝王学を学び、親の言いつけを守り小、中学校と勉学運動ともに数々の賞を受賞する秀才であった。
生来真面目な気質であり、研鑽を苦と感じない。
多忙な父と話せる時間はわずかながら、政治家として人を導く彼に尊敬の念を抱いてた。
12歳、中学1年生となった氷室少年はそれが幻想であったことを知る。
父はファルスハーツに内通していた。対抗勢力の排除を依頼し、その報酬としてファルスハーツに多額の援助をしていた。
父の執務室で、綾兎はその帳簿を見つけることとなる。
運悪く、綾兎はそこで、父と出くわしてしまった。

父はすでに人ではなくなっていた。自身もまたジャームと化し、口封じのために息子を手にかけようと毒牙が伸びる。躊躇いの心はとうに失われていた。
もはや人のものと思えぬその腕が綾兎を貫かんとしたとき、何かがそれを阻んだ。
大きな背中。今でもその光景をはっきりと思い出せる。
氷室剛人の調べを進めていたUGN支部長 間守大蔵。コードネーム「アンブレイカブル」の背中がそこにはあった。

危機一髪のところで窮地を脱した綾兎であったが、その後の検査によりオーヴァードとしての覚醒が確認された。
ジャームと化した父親との遭遇により促されたもの、というのがUGNの見解だった。
オーヴァードとしての訓練を積むにあたり、綾兎は間守大蔵を教官として望み、それは了承された。
自身も人を守れる盾となる。もう理想とする人を間違えない。そう誓いを立てて。

それから数年。間守のもとを離れ、今やN市の支部長となった。
防御主体の戦闘スタイルを間守から受け継ぎ、支部のメンバー、そしてN市の人々を守る盾として、氷室綾兎、コードネーム「
リトル・ガラハッド」は戦場を駆ける。

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性格は基本穏やか。滅多に怒りを露にすることはない。
一方で冷酷な面が見え隠れするところがあり、多数のために少数を犠牲にする必要がある場合、支部を背負う人間として適切に判断を下す覚悟はできている。
また、料理が得意。イージーエフェクト温度調節で、最適かつ繊細優美な火入れを行う低音調理は絶品。
早起きしてお弁当を作り、作りすぎた場合は支部のメンバーのお弁当にすることもしばしば。

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