能力評価（A～Eランク五段階評価）

　　
モルフェウス/ソラリス/オルクスのトライブリード。
能力大きくわけで物質干渉（モルフェウス）と精神干渉（オルクス、ソラリス）のふたつのルーツに当たる。
記憶から武具をモルフェウス能力で投影して扱い、本物にとても近しい性能を発揮させられ、また他者の記憶に介入することで認識改竄を行え、果ては意のままに相手の意識を操ることすら可能。
この精神干渉能力を用いて、彼女は博士が目覚めるまで幾度も精神世界にアクセスし、復活させるための手がかりを探していた。UGN側もその力の有用性を見込んだ上に、彼女を側近の一人に指名したのだろうが。

本名、エリゼオ・ラスティ・カンテミール(Eliseo・Rusty・Cantemir)、クロドヴァ公国の第四王子だった者。
FHによるクーデターの際にクロドヴァも勿論それを免れることはなく、王室は彼を除いて全滅した。
敬愛するエミール公子の最後の助けで辛うじて逃げ延びた彼は、すべてを奪ったFHに対して復讐を誓った。それは"弾屋"およびその背後にいる"プランナー"も含める。

亡国の王子であるゆえ、正体を隠すために女装をしており、女性という偽装を生かして諜報活動を行うこともよくあった。男であるゆえに、どうすれば男の気を引けるかのを理解しているからか、元から顔のよさがあるからか、本人はわりとノリノリであった。