容姿・経歴・その他メモ

通称：失敗しない女、沈まぬ太陽

幼少のころは、ボロアパートに住んでおり幼馴染の女の子がいた。ボーイッシュな子であこがれていた。
引っ越してからは、私の周りに人が急に集まりだした。私といると運がよくなるらしい。人の俗物さに嫌気がさしそうになった。
オーバードであるとわかり、UGNの支部長に声をかけられた。
前の環境よりは過ごしやすいが、なめられないようあの子をまねるようになった。

現在、ボーイッシュなショートパンツにレザージャケットを着ている。
言動は、「僕っ子」のミステリアス。自分にできることは「誰かにお願いすること」しかないと思っている。
オーバードの力は、自分のものであるような意識は少ない。

彼女の周りにはいつもなにか見えないものがいたようだ。彼女はよく何もないところを猫のように眺めては「ねぇ、あなたはどこから来たの？」と空に向かって話していた。
気味悪さからいじめられていた時には、物を隠されたりしていたが困った様子はない。「君、それ。つらくないの？」を僕は聞いたが、「いいえ。だって私には彼女たちがいるもの」と右肩をみながら言った。「彼女たち？」やっぱり何も見えなかった。
そんなあの子は、運がよいらしく、宝くじを当ててボロアパートから引っ越していった。今はどこにいるのだろう。まともに社会になじめそうもないが……腐れ縁だった僕には、関係ないことだ。

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