容姿・経歴・その他メモ

元ヤクザの構成員。現在は古本屋の店主代理としてのんびり過ごしている。
数年前までは某暴力団に所属する「掃除人」だった。しかしある時、その生活に嫌気が差して、仕事から足を洗う事を決めた。
組織は、表向きは快く承諾してくれたが、そう都合よくはいかなかった。
組織は龍次に、敵対組織の幹部を殺した罪を着せてから、龍次を組から破門としたのだ。身に覚えの無い恨みから命を狙われることになった龍次は、敵対組織の刺客から何度も襲撃を受けた。
傷だらけの体を引きずりながら、命からがら別の街へと逃げ伸びた龍次は、とある女性に助けられる。
品川詩と名乗った彼女にかくまわれ、傷の治療を受けた龍次は、彼女の経営する古本屋に住むことになった。
詩は古本屋以外にも、龍次には言えないような仕事を隠しているようだが、龍次自身にも言いたくないような過去もあるので深く追及することも無かった。
彼女の店の手伝いをしながら、今までとは比べものにならない穏やかな生活を過ごせる日々に、龍次は充実した感覚を覚えていった。そんな生活を数年間過ごしているうちに、詩との距離も縮まっていき、いつしか二人は恋人と呼べるような関係になっていく。
だが、そんなある日のこと。いつもの「秘密の仕事」へと出かけて行った詩は、それから二度と帰ってくることは無かった。

詩が姿を消したあの日からすでに数年が経った。彼女は必ず帰ってくると信じ、龍次は彼女の店で彼女を待ち続ける。

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