容姿・経歴・その他メモ

高家希美が作り出した従者。自我を持った個体。
従者の存在時間延長を長く研究してきた希美が特殊な培養液開発に成功し、初めて長期間存在することができた個体。希美はこの個体の成功後新たな自我を持つ個体を作ることはしていなかった。

培養液の中で管理されている限り消滅することはないが、成長することも無く、また生存の代償か特定の人の形を維持することもできず培養液の中では赤黒く不定形な姿で存在していた。
データを取るために時折培養槽から出してもらっていた時に偶然赤﨑梨香を見かけ、彼女が年少者に優しく接する姿に強烈な憧れを抱く。
それ以来、たまに培養槽を抜け出しては物陰から赤﨑梨香を観察し歪んだ想いを募らせていった。

希美の研究が進み、賢者の石を作るための素体に梨香が適合することを知ると他の候補者ではなく彼女を使ってほしいと強く訴え確実性を求める希美と対立した。
最終的に、最有力候補であった白川凪咲はよりも本人の希望から赤﨑梨香が素体に選ばれた。
しかし実験は半ば成功していたところに根岸樹からの妨害が入り自我を得た賢者の石が逃走。さらに激しい抵抗により彼女の培養槽が破壊されてしまった。
急を要する事態だったため、苦肉の策で手近に居たウロボロスシンドロームの少女が素体として選ばれた、トライブリードであったためか集めた血液が少なかったためか不完全なものであった。（愚者の黄金）
融合の結界、素体となった少女を模した姿を獲得し培養液は必要としなくなったが、エフェクトの使用は大きく制限されることになった。


ジャームから発生した従者のため生まれつきジャームであり、殺戮を何よりの快楽と認識している。
本来であれば破壊衝動のままに行動するはずが、希美の情操教育により一定の理性を保つことが出来ている。
特に生まれたばかりの頃から聞いていた歌（とくに童謡）を好んでおり、体を手に入れてからは進んで練習していた。
UGNに潜り込むにあたって名前を決める必要があり、大好きなものから取って「赤﨑 詠」に決めた。
赤﨑梨香の妹として、永遠に歌い続けたいという願いが込められている。

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