中学時代に一家がジャームによる襲撃を受ける。
両親は死亡したが、麻極はオーヴァードとして覚醒した。
その後はN市支部で育てられた。
オーヴァードとしての才能には恵まれなかったため、表の顔である極道組織で活躍していった。
組長である高木本丸が父親、N市支部長であった川獺祭が母親のような存在だった。
また、祭は聖剣を継承する13代目アーサーだった。

麻極が22歳の頃にFHの襲撃を受け、祭は戦死した。
その際に聖剣を受け継ぎ、聖剣の影響で強いオーヴァードとして成長した。
N市支部は歴代アーサーを支部長とする風習のため、自動的に支部長へと昇格した。
学がないため事務仕事は苦手。
指揮と意志決定以外はほとんどキヨミズに頼っており、お礼として毎週金曜日は牛丼を作っている。

麻極自身は、祭のような騎士然とした存在にはなれないと思っている。
そのため早く次の継承者を見つけて、自分は高木組を導く役に落ち着くことを願っている。

仁義を貫くことをモットーとする古き良き極道。
元々は行き場のない若者や、力の使い方が分からないオーヴァードを守り導く自警団。
現在はタピオカ屋とか唐揚げ屋とかで生計を立てつつ、地域を盛り上げ、地元住民を守っている。
高木組の方針は、カタギに迷惑をかけないこと。人の役に立つこと。
もちろんヤクはご法度。

ちなみに、麻極自身はヤクはそもそも無意味だと思っている。
「ヤクよりもっと良いモノが合法であるだろ…アニメとかスイーツとか…」