容姿・経歴・その他メモ

・設定メモ
天涯孤独で愛されることをあまり知らない女の子。生まれた頃からの施設育ちながらも高校に通えている。義務教育ではない高校に行っている分だけ施設の仕事を手伝っているため、平均的な高校生よりは大人な部類であると言える。ちなみに携帯電話は持っていない。
しかしながら人間関係では難があり、思い込みと共感性の欠如から来る諍いが同級生との間でも見られている。
隣「席となりだね～。LINE交換しよ～」
「LINEをやっていることが偉いの？（訳：私が携帯を持っていないことをわざわざ揶揄いに来たんでしょう？）」
隣「……。あ～、進路調査どうしよ～。明日までに出さないとだよ～。もう決めた？」（進学前提）
「携帯貸して？」受け取ってハローワークの電話相談窓口にかけ始める。（就職前提）

・HO
キミは約三ヶ月前に事件に巻き込まれ、覚醒した高校生だ。
クラスメイトの少年に救われた後、キミはレネゲイドに関する記憶を全て封じて日常へ戻された。
日々の僅かな違和感を感じながらも、キミは平和を享受し続けている。
キミを庇った少年が、目の前で傷つき姿を消すまでは。

・覚醒メモ
　元々ソラリスを主としたオーヴァードに至るはずだったが、胸に抱いた賢者の石により、ほとんどのエフェクトが賢者の石の主たるシンドローム【モルフェウス】に置き換えられた。ロストボーイ事件でオーヴァードとして目覚めて以後、その身にソラリスの残滓は欠片もなく、代わりに悪魔の微笑みとも言える胸の痛みが石の行使と共に訪れる。本人の言葉を借りるならばその痛みは「水晶で刺すような」と表現されている。彼女でなくともオーヴァードであることが望ましい者など少ないが、賢者の石を持つ者にとっては忘却という現状は特に幸せなのだろう。

・4月から7月までメモ
　4月の事件から5月半ば頃まで表向き（本人も含め）は結核として、実際には記憶処理と賢者の石の安定のために隔離入院していた。入院中は治療薬（と言って処方された栄養剤）を飲む程度であり、賢者の石と記憶の安定と共に適当な病状の改善を提示され学業に復帰した。
　陽だまりに帰って以後、彼女にはほんの少しだけ変化があった。事件以前、オーヴァードに覚醒していなかったとはいえ、彼女のソラリスシンドロームの"香り"は、彼女の思い込みから来る強い言動を僅かながらに軽減していた。水晶に塗りつぶされた事件以後、彼女は彼女があるべき本来の嫌悪をされるようになった。とはいえクラスメイトにはそういうやつもいるんだなと思われてほどよく仲良く過ごしている。

・誕生日についてのメモ
　4月26日。と言ってもそれは施設に預けられた日であると彼女は思っている（実際その日がどうだったかは重要ではない）。誕生日は自分にとって大して嬉しいことのない日だと考えている。今年もまたロストボーイ事件およびカバーストーリー結核による入院に至って4月を終えたのだから良い思い出とは言えないだろう。

・なんで切札くんに惚れたの？
　高1時点での切札君への評価は「ガキ」。だと思うんだけど4月洗脳時点でやっぱある程度感情を抱いてた方が楽しいと思うんだよね。うーん。何かの委員で一緒だったとかかな。切札君はUGNとやっても運動部で忙しそうだし、こっちは部活は行かずにバイトしてそう。同じ委員になるビジョンも見えね～な～。体育祭で一方的にちょっとかっこいいなと思ってたくらいにしよ。決定。
事件以後は入院してたらたくさんお見舞いに来たと思うのでその辺りで視界の中心になったんだと思う。

セッション履歴