容姿・経歴・その他メモ

両親共に国会議員であり、政治的な権力を持っている。親の力で全て望み通り生きてきた。
また、物心ついたときには既に自分で食べ物や生活用品を生み出せていた。
初めてその力を家政婦に見せた時「それは絶対に人前で見せてはいけません。見せてしまったら、斉家のご夫妻にご迷惑がかかります。」と念を押された。きっとその家政婦はUGNやオーヴァードについて知っていたのだと思う。自分の力が“特別”だと知り、それ以降は誰かに奪われたり支配されたりしないように注意するようになった。

大学に行く頃には、両親の力を利用しながら言いなりになりつつも、いつかは自由になってやる気持ちが強く、どうやって親元から離れようか考えあぐねていた。警察官になって周りからの態度に辟易していた頃、面影島に赴任する話が来て、二つ返事で行くことにした。


1話後＞
ノンデリゆるゆる警察官になりました。

ハートレスメモリー

概要

太平洋に浮かぶ小さな島、“面影島”。美しい海と森に囲まれたのどかな島である。
さまざまな事情で、面影島にやってきたオーヴァードたち――だが、島には、触れてはいけない秘密があった。
季節はずれに揺らめくホタル、人口に比して多すぎるオーヴァードたち。夜闇に蠢くジャームの影。そして住人がひた隠しにする、“オモイデ様”と呼ばれる土地神の存在。
誰かが囁く。「この島では、死んでしまった“大切な人”に、また会える」――と。
小さな島の秘密は、やがて世界に関わる事件へと発展していく。

ダブルクロス The 2nd Edition キャンペーン
「ハートレスメモリー」

昨日と同じ今日。今日と同じ明日。
だが世界は、既に変貌していた――。

面影冬日（おもかげ・ふゆひ）

年齢：16　性別：女
「ボクはこんなシケた島、さっさと出て行きたいよ」
　面影高校の1年生。面影家の次女であるが、島の風習や伝統にはまったく興味がない。
　テレビやインターネットで目にする都会に憧れており、周囲の少年少女の（彼女いわく）“ダサさ”には我慢ならないと思っている。そのため、ネットなどで知り合った都会の友人と話すことが多い。
　高校を卒業したら都会の学校に行きたい、と考え、公言している。だが、あまり周囲からの表立った同感は得られず、それもまた、冬日の苛立ちを増加させているようだ。

1話　

P：好意／N：不安
新しい勤務地、面影島。そこは一見平和な島にみえた。小さな村で犯罪もほとんどなく、みな平穏な日常を過ごしている。
だが、キミの前にあらわれた少女、面影冬日は、「この島には恐ろしい秘密がある」と言った。

2話

P：誠意／N：不安
キミが面影島へと赴任して以来、面影冬日という少女は、たびたびキミのもとへやってきていた。外部の人間が珍しい……だけではないようだ。彼女は、島の秘密――自分では解き明かせないそれに迫ることを、キミに願っているようだった。

美作朝陽（みまさか・ちょうよう）

年齢：28　性別：男
「島の子たちはのんびりしていて、いいですねぇ」
　面影高校教諭。担当は社会科全般（教師が少ないので兼任する）。島に来たのは1年ほど前。僻地の学校に若い教諭が来るのは珍しいが、気弱で真面目な美作には、面影島の水が合っているようだ。生徒からは時に「頼りない」とも言われるものの、お人好しなこの青年に、おおむね好意的である。
　特に島の大人からは気に入られており、たびたび見合い相手を紹介されているが、美作自身にはまだその気はないようで、必死に断り続けている。

3話

ある日、キミの元に高校教師の美作重陽が訪ねてきた。彼は最近、村の様子がおかしいと言い、PC1と2が狙われているようだ、と告げる。そして、彼らを守ってほしいと頼んできた。どうやらのんびりしている余裕はなさそうだ。

4話

P：有為／N：敵愾心
FH工作員、美作が仕掛けたオモイデ様の暴走により、島中すべての人間は、オモイデ様の領域に精神を飲み込まれた。肉体は昏睡状態にあり、このままではキミたちだけでなく、島の住人すべてが死んでしまうのだ。なんとしても、この状況を止めなければならない。

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