容姿・経歴・その他メモ

「バックアップならできなくはないので…ま、任せてください！」
「み、みんな仲良くいきましょうよぉ……」
「今の私、いい人でしたよね？」

内気だが人への優しさを心掛けている少女。
いい人になることを目指している。

日常

平和・平穏・平凡を好んでおり、なんでもない日々をそこはかとなく噛み締めながら日常を過ごしている。とはいえ変化を嫌っているわけではなく日常のちょっとした出来事、意外な出来事は楽しんだりおどろいたりといたって普通な女子高生らしい反応をする。
高校生活も平々凡々。しかしその割には友達が少ないのが目下の悩み。なんとかして友達を増やしたいなーとは思いつつ、諸事情により人付き合いはなるべく控えめにしており、そもそも感性が少しずれているのかいまいち話が噛み合わないことも多く、多少なりと努力はしているものの結局たいして友達を作れていない。

「いい人になる」ということを目標にしており、内気な性格の割に人に手を貸すことに関しては比較的積極的。なお本当に力になれているかは不明。あまり自分に自信がないのか時折自分からちゃんとに力になれているか、いい人でいれているかと思わず聞いてしまうこともしばしば。そもそも彼女の中でのいい人の定義がいまいち定まっていないのか、常識や人道に反した行動に対しても協力を頼まれれば平気で手を貸し、その上でいい人に近づけていると思い込んでいる。

経歴

幼少期はFHチルドレンとして育てられており、幼い頃から相応の死地を経験しながら育ってきた。常にいつ死ぬかわからないような環境に居続けたためか生き残ることに執着するようになり、その性質を利用され知らず知らずのうちに囮役として使われていた。
ある時「お前なら使える」と言われてヘンテコな機器を渡されたが、それが運の尽きであり幸運の兆し。当時か使い方がまともにわからずむしろ足枷になっており、そんな状態で向かわされた結果攻撃の直撃を受けてしまい死んだかに思われた。だが実際は仮死状態で踏みとどまっており、生存欲求のためかレネゲイドウイルスのおかげか心臓が早鐘を打ち始め蘇生。もう色々と嫌になってそのまま戦場からもFHからも逃げ出した。運がいいことに本当に死んだと思われ破棄されていたため追手などがくることもなかった。

逃げ出したはいいものの日々を過ごすためのお金を持ち合わせていなかったので、彼女なりの稼ぐ方法として傭兵まがいなことに手を出した。しかし元々囮役しかしていなかったためか、まともな戦い方も反対に加減の仕方も碌にわかっておらず、みるみるうちに首が回らなくなっていった。もはやどうしようもなくなったあたりで、あからさまに怪しい仕事に藁にもすがる気持ちで受けたことが現状人生で最大のやらかし。
事前に聞いていた話では「後進の勉強に手伝ってほしい」だけだったはずなのに、騙され流されいつのまにか人体改造の教材に立たされていた。「とりあえず臓器は換金しよう」「発汗機能が死んだから、取れたツノの代わりに冷却装置をつけよう」「もう邪魔だから肉は取っ払おう」「オルクスだから適当に機器を埋め込めばなんとかなるだろう」「せっかくだからカメラをつけよう」などなど教材扱いをいいことに好き勝手に体を弄られた。意外なことに報酬はしっかりと支払われたが、代償に体が訳のわからないことになってしまった。

UGNへの恩義

得たいものを得られた反面、精神的・ある種肉体的に疲弊しているところをUGNに発見されそのまま連れてかれた。今までの経験で半ば諦念気味になっており死ななければなんでもいいと思っていたが、予想に反して今まで経験してこなかった温かさを与えられ人の温もりをようやく知れた。いい人だらけの中、霧谷雄吾という名前らしい人の周りに人がよくいることを度々見かけ、いい人になればああいう人に頼れるようになる、いい人になれば誰かが助けてくれるようになると曲解し以降いい人になることを目標とし始めた。やり方や方法は問題が見受けられるが。

普通の生活

現在はなんやかんや手に入った資金とこれまでの色々なツテを使い、高校生の身分と簡素な住居を手に入れ過ごしている。高校に入った理由は年齢的に普通っぽいからと常識を学ぶため。今までとは違うなんでもない日々に少し困惑しつつも彼女的には充実した毎日を堪能している。無論体は隠したりなんだりして誤魔化している。
なお今までの生活から完全に脱却したわけではなく、時折それらしい仕事を受けては稼ぎにしている。とはいえ昔と違い気持ち的に余裕があることと一度受ける仕事をやらかしてとんでもない目にあったことから、本当に大丈夫な仕事なのかとしっかり調べるようにはなった。ただし見ているのはそれによって自分への被害がどれほどのものになるかなので、内容が人道に反していようとそこは気にしていない。仕事をうまくこなせて、クライアントが喜んでくれればすなわちいい人に近づけていることなのだ。
ちなみにUGNには恩義があるからか他の仕事よりも優先して受けていたり、UGNからの評価が悪くなりそうなことは一応避けてはいるらしい。とはいえこれも彼女視点の判断なので実際はどんな評価を受けているかは定かではない。


人を想う用で自分本位。
自分が良ければそれでよし。
彼女の本質は、まさにそういうものである。

名前ネタ
H(ハッツ)→ヘブライ語の8 Q(クリフ)→クリフォト
芳→評判がいい。他人の物事に冠する敬称(他人から良く見られたい) 憧→憧れ(いい人になりたい) 芳憧→セフィロト8番目・ホド
ホド(栄光)→クリフォトなので反転している→没落→תהילה(ヘブライ語)→ティーラ

履歴

咎人の剣

──過去からの遺恨？って大変ですね…
何やら霧谷さんからの依頼だったので引き受けましたが、言ってしまえば私大体部外者…ま、まあいい人っていうのは困ってる人を助けるものですから、どうしても立場的にはそんな感じになりがちですよね！
それはそれとして争い事はしたくないですね…私何も悪くないのにあんなこと…ひどいです。
事情はあるのでしょうが、私は知らないので私に当たらないでください！
結果として他の皆さんのご協力もあってなんとかなったので良かったですが…はぁ。もっといい人になって助けてもらわなきゃ。
早くなんでもない平和でい続けたいなぁ。


そういえば時代ってメイド服なんでしょうか？

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