巻いた黒髪、藍色の目。
破天荒な服装。

父親が有名な警察官の家に生まれた。
父親に憧れていた反面、どうしても父親のようにはなれないという諦観を持ち、八十が目指したのは探偵であった。
より依頼主に近く、より親しく人と話せる方法を八十は選んだ。

明るく元気。人に対して優しく接し、友人を多く作ることを生きがいとする男。
超血統のノイマン故に頭はいいが、頭の良さは面倒を引き込むことも知っており、バカを演じている。
（仲間は知っていてもいなくてもいい）
虫一匹も殺せないような普段の様子だが、仕事時には冷酷な性格に変貌する。
優しい性格でありながら、冷酷な手段に抵抗もなく率先してやる、二面性の大きい性格をしている。

「この仕事は誰かがやらねばならず、それをすることに自分は一切の抵抗がない」
ということを理由に、汚れ仕事を行う当組織に所属した。
面倒見のいい性格である一方で、汚れ仕事を請け負うことを寧ろ是としているため、在り方に悩むエージェントとはウマが合わない。

過去に、親友の排除を命じられ、それを行えず取り逃がしたことがある。
それ以来、より仕事に傾倒するようになった。