容姿・経歴・その他メモ

一人称：わし、アタシ（猫かぶってるとき）

老人のような話し方をする女子高生。

その正体は、おもちゃのピアノのレネゲイドビーイング。
黒琴飛鳥が4歳の頃、両親から買い与えられたもの。

大切に扱われてきたものの、さすがに年代物。それも元は子供むけのおもちゃであるために、最終的にはドとレとシの音が出なくなっていた。
それが理由か、約一年前、洋琴が確固たる意志を持って目覚めた場所はゴミ置き場だった。
以降、【プランナー】を名乗る少女に促されるまま、あれよあれよの内に人間社会に溶け込んだ。
現在は表向き女子高生として生きている。結構気楽で楽しい（基本的に人間のことが好きなので）。
実は【プランナー】からは【ゼノス】なる組織に勧誘を受けたのだが、目覚めたばかりで人間社会のことはぼんやりとしかわからず。それを理由に断っている（彼女は特に残念そうなそぶりも見せないまま、「そのうちまた来ます」と言い残した）。

ちなみに、飛鳥がそのおもちゃのことをどう思っていたのかは不明。
「いい加減、壊れたおもちゃを持っていても仕方ない」と彼に捨てられたのかもしれないし、彼の家族に捨てられたのかもしれないし、あるいは何かの事故でゴミ置き場に置かれたのかもしれない。
確固たる自意識を持ったのは最近のため、洋琴には何もわからない。ただ、捨てられたのならそれはそれで仕方ないと受け入れている。子供はいつか大人になるもの。おもちゃの手を離れ、独り立ちするものなのだから。

などと言いつつ、自我を得たら得たで、ちゃっかり飛鳥の友人枠に収まっている。なんのかんの言いつつも、幼少から知っている相手はいつまで経っても心配なものなのだ。


戦闘スタイルについて
ハヌマーンなのに歌わない。元が壊れたおもちゃだったせいか、洋琴の奏でる音はレネゲイドを駆使しても外れてしまう。
できるのはせいぜい、質量をもった音圧で敵の攻撃を防ぐくらい。
本人は「まあ壊れとるし、仕方ないのぉ」と自虐的に笑っている。（なので《空の楽器》でも狙った音はうまく出せない）

セッション履歴