容姿・経歴・その他メモ

昔、親が死んで親戚に預けられた。
それからは腫物を触るように扱われることになった。
不満はなかった。ただ凪いだ海のように過ごしていた。
俺は平穏を愛していた。

そんなある日、自分は事件に巻き込まれた。
自分にとっての非日常。その日、世界が変わった。
死ぬはずだった自分を、見つめる瞳を覚えている。
その人が、無茶をして俺を助けたらしい。
ああ、なんてことだ。
別に死ぬことなんて構わなかったのに。
どうやら俺は、非日常に足を踏み入れてしまったのだ。
自分でも知らないうちに。

それからは、俺はずっとこうして日常の裏側にいる。
それが嫌だとも思ったが、そのまま非日常を生きている。
先輩は優しい人だったことはわかるし。
まぁ、そんな感じ。

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