容姿・経歴・その他メモ

「どれだけ敵を倒しても、どれだけ人を救っても、
＿＿君を失ったあの日から、俺の心は満たされない」

一人称　一人の時：俺　人前：私
周囲のものを吸い込み消失させる、極小のブラックホールを操るオーヴァード。
元々は上流企業に勤めるエリート会社員だったが、2年前妻を失った際に、深い喪失感と怒りによって覚醒し、後にUGNエージェントとなる。

真面目できっちりとした性格で、常に冷静な思考を崩さない。
一見するとお堅い仕事人間だが、周囲に対する気配りなども欠かさない出来る大人。それなりのユーモアもある。
年下であっても敬意を持って接する。
基本的に周囲>自分であり、自分のことには無頓着なところがある。人命第一で動き、仲間には無茶をしないように忠告しているが、自分自身が傷つくことは厭わない。
本人曰く「自分に出来る範囲でやっているため無茶はしていない」


・FHによる襲撃時、妻が飛び出して行ったのを追いかけ、戦死するのを目撃。亡骸に駆け寄り、慟哭が響くと同時にオーヴァードに覚醒。
覚醒と同時に暴走状態に陥り、彼の周囲にいくつもの黒球が出現、それは貪るように周囲のものを喰らい始めた。
結果、周囲のFHエージェントを残らず消滅させ、大規模なクレーターを生み出すに至る。
UGNの一部派閥から危険分子として睨まれていたが、テレーズがFHによる被害の一部だと辻褄を合わせて処理してくれたことにより、無事UGNに身を置くことが出来た。
その後、力を自分達の欲望のまま振るうFH達と、妻が日常の裏で戦いに身を投じていることを知らなかった自分自身を許せず、妻の意志を継ぐために自らもUGNのエージェントになる。
現在は、卓越したレネゲイドの制御技術を有する優秀なエージェントとして、多くの危険な任務や戦場に（自ら望んで）派遣されている。
趣味：音楽鑑賞



・黎敷 旭:幼馴染であり、妻。
幼い頃にオーヴァードに目覚めてから、UGNのエージェントとして日常の裏で活動していたが、弥弦にはそのことを隠していた。
エンジェルハイロゥのピュアブリードで、コードネームは《ソレイユ“照らす者”》。
テレーズのことは部下として支えつつ、娘のように可愛がっていた。
好奇心旺盛でお転婆な性格で、常に弥弦の手を引いて遊びに連れ回していた。正義感が強く、皆の笑顔が溢れる日常を護りたいと語っていた。
基本堅物と評される弥弦だったが、彼女といる時間はよく笑顔を浮かべていた。
彼の持つ優しさや人間らしさは、大部分が彼女由来のもの。

2年前のFHによる街の襲撃の際、民間人を逃がすための時間稼ぎの末、戦死。当時、街に居合わせたUGNエージェントが少なく、多勢に無勢だったが、彼女が多数のFHエージェントを引き付けていたことにより、民間人の死傷者はゼロだったという。

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