登録名：テオバルト・アルトマン
コードネーム：蒼鬼《フリームスルス》
性別：男
出身：ドイツ
誕生日：12/31
身長：201cm
体重：121kg
血液型：A型
所属：UGN/古物蒐集會(ダイナソー)
ブリード：クロスブリード
シンドローム1：サラマンダー
シンドローム2：ハヌマーン
シンドローム3：―――――
特記事項：遺産《ジュラシックレコード》契約者

・戦闘適性：A
・継戦能力：B+
・命令順守：A
・陣頭指揮：A
・社会適性：B-
・RC技術：C
・衝動耐性：C
・特異能力：D

『古物蒐集會(ダイナソー)』に所属するオーヴァードの1人。
會長の箱守が「『ダイナソー』なら副官はジュラシックレコードの担い手な君しかないっしょ」と言ったため副會長となった。
元はUGNドイツ支部で副支部長を務めており、現在彼が所有している遺産《ジュラシックレコード》はドイツ支部が保管していたものである。
遺産に由来する大規模な事件の最中で遺産に対抗する力として遺産に手を伸ばして彼はそのまま継承者となった。
なぜそんな重要なポストに付いていた彼がUGNドイツ支部を離れ古物蒐集會に所属しているのか、ドイツ支部はこの移籍の詳細について一切の沈黙を貫いているため。詳細は謎に包まれている。

巧みな技量と氷結能力を用いた戦法を得意とする。
自身の間合いから離れる者を自動で追撃して切り刻む極めて透明度の高い氷の刃を生成して敵を逃さないと言った絡め手も可能。
基本的には武器に氷を纏わせ、砕きながら叩き付ける豪快な攻撃を行うが、彼の本領はこんなものではない。高速で移動し自ら相手を間合いに収め、攻撃によって吹き飛ばし氷の刃で追撃する。このプロセスを一息で二度行う高速連撃こそが彼の真髄である。
一撃一撃の威力だけで見るならば、彼よりも高い攻撃力を持つ者はざらにいる。だが、一息で最大4回殺せるその討伐性の高さで右に出る者はいないだろう。

先の遺産案件に際して、UGNドイツは古物蒐集會の前身となる箱守紡の私設部隊に大きな借りを作ることになった。
借りの精算として箱守紡が望んだのが、遺産《ジュラシックレコード》及び継承者であるテオバルトの身柄であった。
当初UGNドイツ支部は難色を示したものの、遺物探索局からの回収命令やともすればドイツどころか周辺諸国すら壊滅しかねない大事件解決の報酬を盾にされてはその要望を飲むしか無かった。
現在のテオバルトは古物蒐集會副會長として活動する傍ら、UGNドイツ支部の特別アドバイザーとして関係を保っている。
そのため、ドイツ支部は箱守紡及び古物蒐集會を大変嫌っている。

UGN遺物探索局に所属する遺産回収部隊。それが《古物蒐集會(ダイナソー)》である。
表向きの役割は遺物探索局が発見した遺産を他勢力に先んじて回収するための武闘派回収部隊とされている。
だが、その実は『遺産収集者(レガシーコレクター)：箱守(はこもり) 紡(つむぎ)』が集めた遺産継承者達および箱守本人を監視、管理および利用するための専用部隊である。
そのため、人事権は箱守紡に全権が委ねられており、彼女が気に入った(に目を付けられた)人員で構成されている。
結果としてメンバー全てが遺産継承者で構成された特殊な部隊となっている。

《ジュラシックレコード》
背骨を象ったブレスレット。戦闘時には無数の牙骨で組み上がった戦斧となる
「コイツは元々UGNドイツで封印されてた代物だ。あの遺産暴走事件で引っ張り出すハメになっちまったがな。ったく……コイツの手を取って以来、ロクなことがねぇ。武器としての性能は文句ねぇし、生物として一回り強くなった実感もある。だが、火を見るだけで拭えない恐怖が、死のイメージが湧いてきやがる。それに、箱守(あの女)に目を付けられちまった」