容姿・経歴・その他メモ

「わえの名は多くありすぎての、ちいとばかし持て余しておるのじゃ。ゆえに、いちばん気に入ったものを名乗っておる。『緑陰』＿＿どうじゃ、なかなか洒落た名前じゃろ？なぜそう呼んだのかはわからぬ。それは持ち主しか知らぬことじゃ。光あるのに影の名をつけるとは、なかなかいい線いっておるの」

「また高く買われたいのう……そのためには、あやつを使って良い客を探させるのがいちばんじゃ！わえに相応しい品格のある客、わえを長く愛する客を探してもらわねばな」

「出来損ないのほうを描くとは、物好きめ」


絵画のレネゲイドビーイングで、普段は白いヒラヒラの修道服のような恰好の女性の姿をとっている。人の営みを愛し、また、自分を強く愛するナルシストな存在。基本的に相手をからかうような口調だが、褒められればすぐ調子に乗るし、長い時を生きてきた割には煽りに弱い。

廃ホテルに住み着いてからは、悠々自適に気ままな生活をおくっている。アリエル(PC2)に食料やその他必要なものはとってきてもらっているが、自身も気まぐれで街に降りては子どものフリをして遊びまくっているなど、危機感があまりない。
廃ホテルの掃除には力を入れており、常に内装は美しい状態を保つようにしている。絵画故、自分が展示される場所へのこだわりがあるようだ。

アリエルのことは「こやつを育てれば新たな客を探させることができるぞ！」という思いつきで育て始めた。親のようなことはせんわえは絵じゃ！と宣言しているが、なんだかんだでそれなりに心配している。自分が売られたあとは一人で生きていけるように、読み書き計算や戦い方、コミュニケーションについては教育している。（長く生きた、様々な持ち主の手をわたったからか、賢いレネゲイドビーイングなのだ）

基本の姿をベースに、色々な人間の姿をとれる。よく選ぶのは20代くらいの女性と、16歳ほどの少女、16歳ほどの少年。


好き：自分を気に入る人間、辛い食べ物、光
苦手：口が達者な人間


立ち絵はPicrewの「よっこら少年少女」で作成しました。
https://picrew.me/ja/image_maker/2137801

チャパレ

緑陰　PL銀河
エンジェルハィロゥ、オルクス
Dロイス：光使い
年齢不明　この姿だと身長156cmほどの女性

1d10　登場

:侵蝕率+

:HP+

:HP-

:HP=11

ロイス
1.アリエル　☑有為/食傷
2.館　☑純愛/食傷
3.人間たち　☑好意/不安
4.王家の双子の妹　☑慈愛/憐憫
5.
6.

1+{DB}dx10　【肉体】
(4+{DB})dx10　【感覚】
(4+{DB})dx10　【精神】
(2+{DB})dx10　【社会】
(1+{DB})dx10　【白兵】
(1+{DB})dx10　【回避】
(4+{DB})dx10　【射撃】
(4+{DB})dx10+1　【知覚】
(4+{DB})dx10+3　【RC】
(4+{DB})dx10+1　【意志】
(2+{DB})dx10+1　【交渉】
(2+{DB})dx10　【調達】
(2+{DB})dx10+1　【情報:UGN】

【オリジン：ヒューマン】：オリジン：ヒューマンの効果でそのシーンの間、達成値+LVする

:侵蝕率+2

【肖像画の願い（100％未満）】：コンセントレイト+ピンポイントレーザー+絶対の孤独+大地の牙

:侵蝕率+8

(4+{DB}+5)dx8+3　100％未満命中判定

d10-3+2　100％未満ダメージ算出

【肖像画の願い（100％以上）】：コンセントレイト+ピンポイントレーザー+絶対の孤独+大地の牙+マスヴィジョン

:侵蝕率+12

(4+{DB}+6)dx7+3　100％以上命中判定

d10-2+2+12　100％以上ダメージ算出

履歴

その国の王家に、双子の姉妹が生まれたのじゃ。あれはすごい騒ぎだったのう……国中が7日間も祭りを続けるほどに、姫たちの誕生は喜ばしいことだったからの。

ただまあ、双子といっても全てが似通るわけではない。むしろ似ておるのは外見だけじゃ。優秀な姉は褒め称えられ、不出来な妹はけなされ続けた。

妹は人を憎み、遠ざけ、呪うようになった。当然であろう。肖像画は、姉のが増えるばかりじゃったよ。皆、こぞって姉の肖像画を欲しがったものじゃ。

じゃが、ある日訪れた画家は変わっておった。自ら「妹を描かせてほしい」と頼み込んで、誰も近寄らないあやつの部屋を叩いた。あやつが出てくるまで、そうじゃな……まるまるひと月は待ち続けた、なんて話もあったのう。

「どうしてあたしを描くのよ、いやがらせ？」
などと睨みながら、頬の緩むあやつの顔。あやつの気に入った場所……城下町の古い教会で、描かれたそうじゃ。
肖像画は妹の意志で、遠いとおい町へ売られたよ。

姉だと勘違いされて褒め称えられたこともあった。ただの少女として考察されたこともあった。天使の降臨だと、祈りをささげられたこともあった。あるいは死ぬ前の朧気な笑顔だとも。
様々な扱いを受け、様々な評価を下され、幾人もの人間の手を渡り……

わえはの、あやつが描かれたからか、人間に褒められ、愛されることに飢えておるのじゃ！あやつはおそらく、誰にも愛してもらえなかった自分の肖像画が世に出ることで、もしかしたら大勢に愛されるのかもしれないと、ちっぽけな願いを託したのかもしれんのう。

だから、わえはもっと愛されるためにこの体を手に入れたのじゃよ。絵のままでは自分の意志で移動できないからの、こうして自分の足があれば、どこへでも行ける気がしたのじゃ。

あー、まあ、ただ、近頃はちと弱まってきたような感じもなあ、そこであの子どもを利用するんじゃ！

この絵は、ささやかなやさしさだけで描かれたんじゃよ。詳しい理由は神のみぞ知るじゃがの。

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