容姿・経歴・その他メモ

N市に住むUGNチルドレンの少女。元FHチルドレンだが数年前にUGNに保護された。
中性的な見た目をしており、言動が男勝りであるためか女性らしさは余り感じられない。一人称は俺。
元は黒髪黒目だが、強いストレスを受けた為か現在では白髪となってしまっている。
日常に上手くなじむことができず、校則を無視し、授業もサボる不良学生。
一方で人間以外には気を許すのか、N市在住の野良猫のRBであるタマの元には足しげく通っている姿が目撃されている。

元々は金に困った詐欺師の娘で、オーヴァードの力を両親に見せた二週間後にはFHチルドレンになっていた。
FHチルドレン時代は過酷で人倫を無視した生存競争であり、唯一信頼したバディは彼女を裏切って囮にし、FHから脱走した。
それ以来、単独での任務・・・特に裏切り者や脱走者を始末する任務を繰り返すようになる。
一人称も相棒が使っていた「俺」に変更し、自分一人で良いと豪語するようになった。（CNもその頃つけられた）
なお名前はUGNに保護されてからつけられた。FH時代の識別記号はKの一文字。

数年前にUGNにて撃破・保護されたが、上記の人間不信に加えて遺産の影響で犯罪行為を躊躇なく行っていた為、
当時の教育担当が何度か頭を抱える羽目になった。
現在はある程度人間社会に馴染む（利用する）ことを覚えたが根本は変わっておらず、
一皮剥ければあっさりと非道な事を躊躇いなく行おうとする。

戦闘に関しては相手の知覚を欺いての急所を一突き、と言ったサイレントキルを得意としており、
その経歴や精神性共々、督戦隊のメンバーに引き抜けないかとマリア・チェスノコフに目を付けられている。

今までの経験から信頼する事への恐怖と諦観が心に刻み込まれており、物事を悲観的に見る事が多い。
人間不信を拗らせている為、表の世界をいつ崩れるとも知れない不安定なものだと考えている。
また教養やモラルといったものに疎い。遺産の影響もあり、欲望を満たす為に力を使うことに躊躇いが無い。
しかし曲がりなりにも社会生活を送る気になった背景には、
彼女自身も自覚していない平穏への渇望と、孤独への恐怖が潜んでいる。

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