容姿・経歴・その他メモ

・概要
吹き戻しをこよなく愛するお調子ものの小学6年生。レネゲイドに感染した特別な吹き戻し「マガツピロピロ」を吹く他にも独創的な吹き戻しを多数制作し、それをぴろぴろする肺活量を兼ね備えている。
オーヴァードとして覚醒して日が浅くS市支部で指導を受けているが、レネゲイドの危険性をあまり理解していないのか力に溺れ気味である。
・経歴
元々別の場所に住んでいたが母親の入院に伴いS市在住の祖父母に面倒を見てもらうことが増え、祖父母宅の蔵で「マガツピロピロ」※1を発見したのをきっかけとして覚醒。その時エフェクトで周囲を破壊したのをS市支部が感知、その後対処や指導にあたり今に至る。
・能力
能力の本質は件の吹き戻しの伸縮…ではなくその音にあり、吹き戻しから放たれる騒がしい「ノイズ」は広範囲※2を破壊する。また吹き戻しに対する異常な執着はノイマンシンドロームが吹き戻しに特化して発現した結果である。
・人間関係
待望の第一子として生まれ、愛されて育ったため基本的に家族との仲は良好だが先日病死した母親の寛子は過保護気味であったため少々うざったく感じていた。特に亡くなる直前の寛子は非常に口うるさかった※3ため、いなくなってすっきりした気持ちすらあるのだ。
また、S市支部エージェントの浜松南雲は能力使用には慎重になれとしょっちゅう諭してくるため、彼のことは信頼しつつも邪魔だと感じる時がある。
吹き戻しを内職で作っていた祖母の事は非常に尊敬している。


※1 この吹き戻しがどのようにしてレネゲイドに感染し、巻鳥家の蔵に納められていたのかは不明である。さらに巻鳥颯太を感染させ、吹き戻しに執着させた経緯も全く分かっていない。また、颯太は吹き戻しが自分から「マガツピロピロ」と名乗ったと主張している。
※2 本人は１つの対象だけにダメージを集約し、「ぜんぶ終わらせる」事も可能であると主張している。真偽不明。
※3 ただでさえ幼い息子を残して逝くのが不安な状態でその息子が下らないオモチャに夢中になり始めたらそうなるのは当然ではないだろうか? ー浜松南雲ー

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