容姿・経歴・その他メモ

育ちはグルニア東部だが実際の生まれは不明の孤児。

曰く、「異能」を解明しよう……というような研究所があったのだとか。
実際のところ、その研究所自体は殆ど成果らしい成果を上げることもないまま、事故によって壊滅したらしい。

そのドサクサに紛れて逃げ出した被験体の子供たちが、各地に散らばっているらしい。
そのうちの一人が俺ってわけだ。『8番』と呼ばれていたのでそのまま『エイト』と名乗るようになった。

右も左もわからんグルニア東部で残飯を漁っていたところ運良く今のクロヴァナのメンバーに拾われ、そのまますくすくと育った
しばらくは後見人として面倒を見てもらいながら一般人として生活していたが、育ててもらった恩などもあり
自分の特異な力を役立てよう、ということで自立もかねて組織入りした。
古株と言うほどではないが中堅どころのメンバーとして立ち位置を築いている。

当時の拙い技術で身体をいじくり回された結果、被検体はどいつも体の何処かにデカい傷跡がある。
俺の場合は身体のど真ん中、鳩尾あたりに爪痕みたいなのがある。
もしかしたら今後、似たようなやつに会うかもしれないし、普通に怪我しただけの無関係のやつかもしれない。
ただ、あそこで逃げ延びたやつは全員オーヴァードのはずだから、こういう稼業をしてると会う可能性は高いかもだ。

あるいは、あの頃の研究も今では進歩して、それこそ戦争で使えるような「異能」を持つ次世代生体兵器が生まれているかもしれんな。

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