主に戦闘任務を担当するUGNチルドレン。自身のことを明かすことがほとんどなく、その経歴は謎に包まれている。
本人曰く、UGN上層部であれば知っているだろうとのことだが、自称なのでどこまで本当かはわからない。
故にコードネームは“不透明(オブリビアス)”、彼の経歴も能力も人格すらもその本当を知る者は少ない。

UGNチルドレンとして日常に溶け込むために、一般人のUGN職員と疑似家族を演じており、一般人からはごく普通の一般家庭のように見えている。
だがその実態は任務のために強制的に同居している他人同士である。
それゆえ彼らに情はなく、一般人の前以外では特別仕事以外の会話をしない冷たい家庭だ。

“不透明(オブリビアス)”とも呼ばれる彼だが、別に一切の情を持たない人間というわけでもなく、かつては仲のいいチルドレン仲間がいた。
その仲間とはよく一緒に任務をこなしており、ほとんどコンビを組んでいるも同然なほど肩を並べて戦っていた。
しかし、二人だけで任務を行うことになったある夜、彼は仲間の遺体を抱いて一人で帰って来た。
曰く、不幸にもジャーム化してしまったその仲間をやむを得ず殺すことになってしまったと。
それ以上詳しく語ることもなく、以来彼は距離が近すぎる仲間を作ることをやめた。

彼は“奇妙な隣人”や代理人格によって複数の人格を持っている。
日常では穏やかな好青年、任務では冷淡で口汚い戦闘のプロ。そして共生しているアシスタント演算処理装置人格。
“奇妙な隣人”の区別はついているが、残りの二つの人格のどちらが代理人格なのか定かではなく、彼自身にもわかっていないのかもしれない。
日常の人格は任務の人格を代理人格だと思い込み、任務の人格は日常の人格を代理人格だと思い込んでいる。
彼が答えを出すまで、そのどちらもが作り物で、どちらもが本物なのだろう。

日常人格：目上の人や女の子は「苗字＋さん」、あとは役職名をつける「苗字＋先輩」「苗字＋支部長」など、距離の近い男友達は苗字呼び捨て
戦闘人格：オーヴァードは全員コードネーム呼び、それ以外の人間は名前を呼ばないかフルネームで呼ぶ

D:奇妙な隣人
1:義理の両親　　　　P:有為/○N:無関心
2:手にかけた仲間　　P:同情/○N:自責
3:少女　　　　　　　P:好奇心/○N:脅威
4:二三 四　　　　　 P:親近感/○N:隔意
5:S:宝 明璃亞　　　　 P:憧憬/○N:罪悪感
6:渡烏 悠羽　　　　 ○P:誠意/N:隔意

D:奇妙な隣人
×1:義理の両親　　　　P:有為/○N:無関心
2:手にかけた仲間　　P:同情/○N:自責
3:”カルフール”　　　 P:有為/○N:敵愾心
4:二三 四　　　　　 P:尽力/○N:悔悟
5:S:宝 明璃亞　　　　 ○P:友情/N:不安
6:渡烏 悠羽　　　　 ○P:誠意/N:脅威

▼消えた固定ロイス
義理の両親　P:有為/○N:無関心　日常に溶け込むために疑似家族を演じている。お互いにたいする情など1ミリもない。

D:奇妙な隣人
1:S:宝 明璃亞　　　　 ○P:友情/N:不安
2:手にかけた仲間　　P:同情/○N:自責
3:糸間 風嗣　　　 　 P:連帯感/○N:猜疑心
4:二三 四　　　　　 ○P:尽力/N:憐憫
5:渡烏 悠羽　　　　 ○P:信頼/N:心配
6:サンカ　　　　 　 ○P:友情/N:不安