容姿・経歴・その他メモ

青髪長髪。長身の女性。
天涯孤独の身の上で元はある国に雇われた傭兵の一人。狙撃術、体術、どれに置いても比肩するものが居ないほどの腕前であったため、国からは一介の傭兵ではなく、国のお抱えの専属軍人のような扱いを受けていた。
その国からある一人の少女の教育を任されることになる。その少女の名前は”スパイア”と言った。
まだ7歳という幼すぎる彼女をライナスは最初は無下に扱っていたものの、ただ一人で自分の背中をついてまわるスパイアに、ずっと孤独に生きてきた自分を重ねて手を差し伸べることを決意する。
それから7年間、スパイアとは家族のように共に時間を過ごし、スパイアは凄腕のスナイパーとなり、ある戦争で自分の限界を知ったライナスは傭兵を辞め、知り合いのツテで日本に居る霧谷雄吾と接触することになる。

スパイアはライナスの傭兵引退に伴い独立。14歳であるスパイアは、ライナスからアルフォールの姓をもらい、傭兵及び暗殺などの暗部へ関わることが多くなる。
現在17歳であるスパイア・アルフォールは、裏の世界では【消滅（ロスト）】の異名で呼ばれる伝説的な暗殺者になっている。そのことをライナスは知らない。
＊スパイアの設定
ライナスを雇っていた国と敵対する国の貴族の子供。物心つく前に拉致されたのちに、国の益となる戦闘員として育て上げる一環でライナスがスパイアの教育係を務めることになった。（ライナスはこのことを知らない）
後にライナスがオーヴァードとして覚醒するきっかけが起きた1年後、スパイアは自分の生まれた国に攻め入り、自分の両親だと知らずに殺害している。

オーヴァードへの覚醒のきっかけは、憤怒。傭兵としての戦いの日々の中で、まだ未熟だったスパイアが人質に取られた際にライナスはあまりの怒りに我を失った。気づいた時には、ライナスの足元には散々に壊れた銃火器の山。そして、はじけ飛んだ生物だったものの数々。そして、血の海の中茫然と放心するスパイアの姿。
ライナスは、これは全て自分がやったことなのだと自覚した。

ライナスの悪癖：食に並々ならぬ執着心を持つ。食事は戦いであり、食いたくば誰よりも先に食え。
よってN市の支部員たちがライナスと食事を共にする際には”お食事戦争（仮）”と呼ばれる戦場に赴かなければならない。
というのも、ライナスの生まれ育った境遇は特に食に一番苦悩したからという背景がある。

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