容姿・経歴・その他メモ

俵藤太について

『必中の弓』と呼ばれる遺産に憑依しているレネゲイドビーイング。俵藤太とは、無限に山海の珍味が溢れる奇妙な『俵』を姓に、『藤太(藤原氏の長男)』を名に組み合わせた別名であり、本名を藤原秀郷と言う。
平将門を討伐した藤原秀郷は、最終的に武蔵守(武蔵の国司)と鎮守府将軍を任せられ、豪胆ながらも大きく責任ある立場に収まった豪傑であった。
しかし、必中の弓に憑依する藤原秀郷は、俵藤太の『大百足伝説』ならびに『百目鬼伝説』に準ずるレネゲイドビーイングであり、種別はオリジン:レジェンドとなる。彼の強烈な魂の力にレネゲイドビーイングが宿り、それが必中の弓に憑依した形となる。

俵藤太の性格

藤原秀郷よりも若く、豪胆で我が強く、芯があるとも自分勝手とも言える性格をしている。
女と酒と喧嘩を好み、大飯食らいな乱暴者。しかしその反面面倒見が良く、困った者は捨て置けない性分。ただし、お人好しと言うと怒る。

オーヴァードとして

ウロボロスのピュアブリード。便利だからという理由で、ふだんは影に色々やらせている。
戦闘スタイルは勿論、必中の弓を用いた射撃。装甲を貫く射撃技術を体得している。また、これと定めた獲物に対しては、特に力を込めた一撃で迎え撃つ。その剛力は、『五人がかりで引けぬ弓を一人で引いてみせた』という伝説に違わぬもの。

俵藤吉について

俵藤太の子孫、と俵藤太本人には伝えられているものの、実際はかつて藤原秀郷の装備品等から採取されたDNAから、培養･生育されたクローン。
クローンというと、通常の人間と比べ細胞寿命や強度が低いとされるイメージがあるが、藤原秀郷の人間としての強度が齎すものなのか、そういった人体的な不具合は一切起こっていない。ただし、俵藤太のレネゲイドと共鳴しすぎる故か、侵蝕率が高くなりやすい傾向にある様子。

俵藤吉の性格

非常に気弱で、「腰抜け」と評される性格をしている。自主性がなく、優柔不断。
俵藤太の『器』になるべく育てられたため、人間としてより『遺産の器としての"運用"』と言える扱いをされていた。だが、その点について気に食わなかった俵藤太が大暴れによる直談判を行った結果、霧谷雄吾の目に留まり、最低限の人権を保証されることに。それ以来、俵藤太を尊敬し、彼の役に立てるような存在になりたいというモチベーションとアイデンティティを獲得した。
また、必要に応じて俵藤太が表に出る場合がある。その場合、気弱な少年が急に強気になり、相応に乱暴になるため、しばしば場に混乱が起こる。

戦闘時の変化

俵藤太は、いわば必中の弓を通じて俵藤吉に憑依しているレネゲイドビーイングである。俵藤太が表に出ての戦闘を行う際は、身長210cm、体重195kgの巨漢へと変貌する。その際はレネゲイドの力も大幅に上昇し、俵藤太伝説の再現と言わんばかりの剛力と勇猛さを見せつける。
戦闘後は、何事もなく元の身体に戻るが、特に負担や苦しさなどはない。ただ、遠慮なく大暴れするのでレネゲイドが活性化しまくる。ジャームにならないよう注意が必要である。

セッション履歴