容姿・経歴・その他メモ

ルーツ: ツァトゥグア

◾️ワークス、カヴァー
田榮支部長。田坂支部は喫茶店に偽装した支部であり、御影はその喫茶店のマスターでもある。店員は全員支部のメンバー。
なおマスターができるのはコーヒーを淹れることだけだが、それを目的に来店する客がいるほどの腕前。

◾️パーソナリティ
度を越した怠け者。自分がやらなければいけないこと以外は原則人任せ。つまり、この支部は月乃瀬陽の存在なしには稼働しないと言っても過言ではない。
そんな人間が支部長というポストにつけているのは御影明彦が状況把握能力と制圧能力に優れているから、という理由につきる。
さぼりながら潤沢なコネを辿って不穏分子を特定し、対象を無力化することに長けた能力を駆使して、事態を解決してしまう。
実働部隊が到着した時には無力化された対象が地に転がっているということもしばしば。
支部長任命にはかなり抵抗したが、あなたなりの方法で支部を運営してくれればいいという霧谷雄吾の粘り強い説得に根負けし、受領した。

月乃瀬陽とは彼女がチルドレン時代から交流を持っている。自身とは対照的に働き者な月乃瀬への信頼は厚く、事務的な仕事の大半は彼女を当てにしている。

「いやぁ、陽ちゃんがいないとこの支部は終わりだね」
「思ったより早い到着だったねぇ。この人たち全員拘束しちゃってくれる？」

◾️オーヴァード能力
ウロボロス、ピュアブリード、そしてシャドウバディのホルダーという希少な特徴を持つ。
アヴァターの姿は影から伸びた巨大な腕。
その能力はウロボロスエフェクトによる対象の無力化に長けている。
対象の影から腕が伸び、その全身を覆う。絡め取られた対象はレネゲイドを分解され続け無力化。まるで術者の怠惰が伝染したかのような様子から「怠惰の感染源(スロウスターター)」の異名で呼ばれることとなった。

▪過去
両親はツァトゥグアを信仰する魔術結社に所属。双子の弟とともに誕生する。
信仰心の厚い両親だったが、明彦と弟はその狂信振りに嫌気がさしていた。大きくなったら二人でこの家を出ようと、その計画をこっそり話すのが習慣となっていた。

10歳の折、両親に連れられて儀式に参加するも儀式は失敗。大規模な事故に巻き込まれ、事故をきっかけに単身ドリームランドに送られてしまう。
彷徨ううちに神話生物との遭遇し発狂、それをトリガーにしてオーヴァードとして覚醒する。
危うくジャーム化というところで、ランドルフ・カーターの導きにより難を逃れ、覚醒世界へと帰還。
目が覚めれば病院のベッドに寝かされており、両親と弟、加えてその場にいた全員の死亡を聞かされる。
どうして自分は生きているのか。それは咄嗟に弟が明彦を庇ったためだった。

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