エへへ、フへへ……ようこそ、ヴィルネのアトリエへ

『心ゆくまでご堪能くださいねぇ。まぁ、これといってもてなしはできませんがぁ』

『そんな心、もってないのでぇ……ゴッホッホ！』

私ってぇ、一体何なんでしょうねぇ……？

稀代の画家であるヴァン・ゴッホとは何の関係もないですと主張する胡乱なオーヴァード。
虚数美術家を名乗り、

『ここの都築ちゃんはとっても優しいねぇ……それにしても随分ちゃっこくて……』
『平和だねぇ……失う命がこれっぽっちで済んでるんだからさぁ……』

などとあることないことを聞かれてもいないのに語り出す。
ごくごくまれに、ものすごく的を射たりする。

別世界のUGNイリーガルとして生活費稼ぎと冒涜的な趣味のためにレネゲイド関連の事件に協力していたが、ある日突然基幹世界(ヴィルネは、この世界が他の世界にとっての『根』なのでは？と考えている)へと飛ばされてしまった。
きっと邪神星人の仕業に違いない！と得心して帰還を速攻で諦めたヴィルネはすぐさま最寄りのUGN支部へ自分を売り込んだ。

『ウヘヘ……あのぅ、証拠隠滅のプロとかって、ご入用ですかぁ？』

そうして概ね1年ほど、ヴィルネはイリーガルとして立場を築きつつこの世界でも趣味に勤しむのであった。

履歴

能力ルーツ：クトゥルフ、ハスター、ヴルトゥーム

セッション履歴