容姿・経歴・その他メモ

容姿：157㎝やせ型　
　　　手入れがあまりされてはいない雑に切った髪の毛
　　　浅いが無数にある切り傷
　　　夕焼けに溶けて消え逝ってしまいそうな赤い柔らかい髪に、青を基調とした全てを見通しているような瞳。
　　　主にセーラー服を着ている。私服は特に持っていなく、そもそも外出をしないため必要が無いと思っている。

経歴：事件があったのはマリーが５歳だった頃、
　　　両親とマリー、そしてまだ幼い妹、三人が犠牲になったあの事件。
　　　脳裏に焼き付いた惨状、生温い液体が肌を伝う感覚、賢い頭脳が仇となった。
　　　忘れられないという祝福が彼女の首を絞め続けていた。
　　　それから彼女は叔父に引き取られた、叔父だけは彼女の味方だった。
　　　ただ約束の呪いは彼女を縛り付けた。

　　　高校では弓道部に所属、勉強もしっかりこなしその明るい人柄で友達も多かった。
　　　三か月ほど前から不登校になっている

　　　現在なぜか嘉島支部支部長に就任している。


・逃避︰彼女は過去のことから逃げ続けている。家族のことや叔父のこと。全てを押し込め隠し続けた結果彼女は壊れ学校に通わなくなり部屋にひきこもってしまった。

・依存︰彼女は独りではもう生きていけない。叔父のおかげで蓋をされていた両親の死という記憶を叔父の死をきっかけに溢れてしまった。誰かに依存し救ってもらわないと彼女はきっと生きては行けないだろう。彼女の依存心は重い。

・孤独︰彼女のルーツである孤独心。誰も彼女を救いきれなかった。ただそれだけの理由で彼女は孤独感を拭いきれていない。

・主な性格︰とても賢く運動もできる、文武両道を地で行く少女。かつてはとても明るく人に好かれる人間であったが叔父の死後、人が変わったかのように暗い性格になってしまった。そこから自己愛が強く他人に興味を示さない。そんな性格になってしまった。
あと異常なほど乗り物酔いが激しい



両親が殺され幼い彼女は空想に引きこもった。
だが叔父といるうちに元の明るい人格へ戻っていった。
そして叔父に対し歪んだ愛情を向けるようになっていった。
一年前、彼女を引き取った叔父が死んだ、事故だった。
その日からマリーから光が消えた。
三か月前、ついに部屋から出られなくなってしまった。
そしてマリーはまた空想に逃げるようになった。

子供のような彼女の言動は誰にも気づかれずに闇に飲まれた。
しかし御伽噺の勇者はいつまでも彼女の星であり続けた。そんな勇者を彼女は描き続けている。



天使の絵の具 1d100 成功値40 成功時強制幻覚 シーン切り替え時ダイス回す

‪”‬発症‪”‬時、彼女は独り絵を描いていた。妄想の中の勇者、曖昧な記憶を手繰りひたすらに描く。いつか世界を救った勇者、とても現実見があると思えないような信じ難い物語。描く、ただひたすらに描き続けていた。しかしその妄想は具現化した、彼女にとって最悪な形で。目の当たりにするあの日の惨状、目の前で家族が殺されたあの日。叔父が事故に合い亡くなったと知らされたあの時。彼女の人生で最も辛かった記憶が具現化された。自分の望まない形で。しかしある程度思い通りに操作できるようになってきたが未だ突然過去の記憶に襲われることがある。

彼女を救う勇者は現れなかった。

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