ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

a - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

a

プレイヤー:れふ

年齢
性別
星座
身長
体重
血液型
ワークス
カヴァー
ブリード
シンドローム
HP最大値
20
常備化ポイント
0
財産ポイント
0
行動値
0
戦闘移動
5
全力移動
10

経験点

消費
+0
未使用
139
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自
経験
邂逅
覚醒 侵蝕値
衝動 侵蝕値
侵蝕率基本値0

能力値

肉体0 感覚0 精神0 社会0
シンドローム×2 シンドローム×2 シンドローム×2 シンドローム×2
ワークス ワークス ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃 RC 交渉
回避 知覚 意志 調達

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化

コンボ

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 -9 0 0 0 -9 139/130
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

【名前】紅月黎

「特に理由なんかねぇよ、それが良いって思っただけさ」
「テレーズの出した案の中で一番気に入った、ってそれだけの事だとも」
「それとも、お前にはそれ以上の理由が必要か?」


……と説明している通り、彼の名前はテレーズ・ブルムが与えたものである。

「血塗られた月夜の暗闇から生まれ、それでも夜明けを目指す者」

という由来を持ち、それは彼の"解放"という過去と"栄光"という未来を示す一つの羅針盤にもなっている。


監視カメラ記録より抜粋

回想シーン「夜明けに差す、一条の光」


彼がUGNに保護されてから、数日が経った頃。
医療局の無機質な一室で、彼はまだ「アルケイデス」と呼ばれていた。
失ったものの大きさと、これからどうなるかも分からない未来に、ただ無気力にベッドの上で時を過ごすだけの日々。

そんな彼の元に、テレーズ・ブルムは毎日通い続けた。
他愛のない話をし、外の世界の本を読み聞かせ、そして、ただ静かに隣に座っていることもあった。

ある日、彼女は一枚のまっさらな書類を持って、彼の部屋を訪れた。

「貴方に、新しい名前をプレゼントしに来たわ」

彼女はそう言うと、彼の目の前に書類を差し出した。それは、彼の新しい戸籍を作成するための申請書だった。

「……名前? 俺に、そんなものが必要なのか」

彼は、虚ろな目で呟いた。

「どうせ俺は、UGNの新しい実験体になるだけだ。また、番号か何かで呼ばれるんだろ」

その言葉に、テレーズは悲しそうに眉を寄せた。しかし、すぐに凛とした表情に戻り、彼の目をまっすぐに見つめて言った。

「いいえ、貴方はもう実験体じゃない。
 一人の人間として生きていくの。そのための、最初の第一歩よ。

 ……だから、貴方のための名前を、私に選ばせてくれないかしら?」

彼女の真剣な眼差しに、彼は何も言えなかった。
テレーズは、彼が肯定したと受け取り、持っていた万年筆で書類に文字を綴り始める。

彼女はまず、姓の欄に【紅月】と書いた。

「貴方が自由になったのは、きっと"血のような月"が浮かぶ、暗い"昏い夜"だったのでしょうね。
 そんな暗い昏い夜に貴方の背負ってしまった、そのどうしようもない過去を、私たちが忘れないために。

 ……そして、貴方自身が、それを受け入れて立ち上がるために」

次に、彼女は一文字だけ、名の欄に【黎】と書き記した。

「けれど、どんなに暗い夜も、必ず明けるわ。
 この"黎"という字に"明るさ"を加えれば『夜明け』という意味になるの。
 貴方の人生が、これから光に満ちたものになるように。その光が貴方を夜明けに導いてくれるように。そんな祈りを込めて」

彼女は、書き終えた書類を、彼に見せた。

【紅月 黎】

「どうかしら。気に入ってくれると、嬉しいのだけれど」

レイは、その二つの漢字を、生まれて初めて文字を学ぶ子供のように、じっと見つめていた。

その名前に込められた意味を、彼が完全に理解したのは、もう少し先のこと。
しかし、その瞬間。
彼の凍てついていた心に、まるで夜明けの光のように"温かい何か"が差し込んだことだけは確かだった。

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