容姿・経歴・その他メモ

「んー、難しいねえ。でもなんとかなるよ」
「きみが望む結末、どうやったら迎えられるか。一緒に考えようかー」

明るい髪色とオッドアイが特徴の女性。
普段は大学生として生活しているが、UGN東京支部の第三情報室に所属するエージェントでもある。

悪く言えば怠け者で自堕落、良く言えばのんびり屋でマイペース。
アパートの部屋は汚いし、支部で貸し与えられているデスクも私物まみれで当然汚い。
日中は眠そうで、大学の授業の出席をたまに寝坊で落としている。
授業態度もあまり良くなく、単位を落としたり留年しないか警戒されている。

そんな風にへらへらしている一方で、最終的には課題も出席もちゃんとクリアする。
「なんとかなるよ」が口癖で、任務でも授業でも最終的に「なんとかする」ための努力は惜しまない。
本当に必要なところだけ頑張るのだって大切なことだよー、とは本人の持論。

幼少期、ジャームが引き起こした事件で両親を亡くしている。
その際に覚醒、ジャームが持っていた遺産の契約権を奪って無我夢中ながらこれを撃退した。
本人は両親を守れなかったこと・抵抗とはいえジャームを殺してしまったことを後悔しており、『真っ暗闇』に責め立てられる悪夢を今も頻繁に見る。
日中眠そうなのは、この悪夢に悩まされて眠れないのが原因。

両親を失って孤独になった自分の面倒を見てくれた、近所の書店「みなも書店」の店長と従業員たちを誰よりも大切にしている。
彼らに対しては普段のマイペースが崩れ、まだ子供らしくムキになるなどの一面を見せる。
世話になった恩を少しでも返したいと考えており、任務が無い日などはよくこの店でアルバイトをしている。

現在は、所属する第三情報室が殉職したUGNエージェントやイリーガルの葬送処理を行う特殊部署「コフィン」としての役割も持つため、そちらの業務で現場に出向することもある。
コードネームは「作家」。主に報告書や死亡現場の記録を仕事にしている。漏らさず、精密に記録することで「次の死」を防ぐ一助にするため、その記録は非常に正確。
また、場合により殉職者の日記や周囲からの評価を創作し、遺族の心の拠り所として提供している。

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