容姿・経歴・その他メモ

・これまでについて
警察官である父に憧れて、その一環として空手を幼少期より習っている。
中学生の頃、父が市内での不審死事件を追っている最中に殉職。追いかけていた背中がなくなったことで空手もやめ、荒れていた。
そんな時期に面倒を見てもらっていたのが父の上司にあたる谷修成だった。彼にはいまでも感謝しているし、より一層警察を目指したいという気持ちが強くなった。

少しグレたりと紆余曲折ありながらも正義感が強く育った彼も、1人の男の子である。高校生にもなれば気になる子の1人や2人でてくる。
クラスメイトの綾瀬真花だ。彼女の笑顔を見ていると、自分まで幸せな気持ちになれ、自分の心に空いた穴も塞がっていくような気がするのだ。彼女とは帰り道も同じ方向という事もありよく一緒になり、たまに話もする。が、如何せん武術一筋の筋肉ダルマの赤星はうまく話せずにいた。今日こそは空手も休みだし、お茶に誘おうと息巻いてバスに乗り込んだ。

不純であるのは重々承知なのだが、赤星にはずっと頭から離れずにいる人物がもう一人いる。
テレーズブルムだ。といっても父が亡くなった事件の際にあっただけで名前も知らず、それ以降会うこともなかった。だが中学生の赤星には十分すぎるインパクトだった。あの絶望の中では彼女が女神に見えたのだ。これを誰かに話したことはない。もちろん綾瀬には絶対バレるわけにはいかない。

・能力と見た目
制服を破って変化するチーターのような脚、縦に伸びた瞳孔
攻撃する際には足の爪が硬質化して相手を切り裂く。

コードネームは山海経に出てくる赤い豹の妖怪“狰”から

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