容姿・経歴・その他メモ

人物像

概要

自分の力への自身からやや驕慢な態度をとる呪術師の男性。
市井の呪術師として呪霊祓いを生業にしていたところを公安にヘッドハンティングされた。
血筋は不明ながら高い能力を持ち、対呪特務壱課でまずまずの成果を上げている。
何か思うところがあるらしく、自ら参課への異動願を出した。

生い立ち

貧しい家に生まれ、まともな家庭の姿も知らず、気が付けば自分の世話は自分でするようになっていた。
その生まれから上昇意欲が強く、富と名声をなにより求めている。
「舐められないこと」が何より重要とされる環境に長く身を置いていたため、強さの順位や序列を気にしすぎる傾向がある。
実力の拮抗した相手や自分よりやや格上の相手に対しては特にその傾向が顕著に表れる。

意地

社会の最底辺から成りあがってきた以蔵は個人の実力や成果を何より重要視している。
血筋や環境に恵まれただけで評価されている人間を以蔵は評価しない。
とりわけ、実力の低い呪術師はもはや侮蔑の対象としている。

その鼻っ柱を叩き折ったのが“表裏一体”空閑 茜李である。
以蔵は彼女のことを「自分より恵まれた環境にいた世間知らず」だと思い込んで舐めた態度をとっていたが、あらゆる面で彼女に一歩届かず、逆に自身の視野の狭さを痛感させられることになった。
その羞恥から彼女を超える実力を身につけ彼女より高い成果を挙げることにやっきになっている。

剣術・呪術

多元流呪剣術

以蔵が収めた、剣術に呪術を取り込んだ特殊な技術。
呪力を込めた剣の軌跡で印を為し、剣戟に呪術を付与する。
以蔵の生得術式と非常に相性が良く、その師に「多元流の完成」と言わしめた。

生得術式「三度九累」

三回繰り返した行動に九回分の効果が表れる、以蔵の生得術式。
一つの行動に極度に集中した際に無自覚に発動し、時には喧嘩相手に重傷を負わせ、時には剣の稽古に高い成果をもたらした。

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