容姿・経歴・その他メモ

大学に通いながら小さなボロ事務所で探偵をしている青年。探偵というよりはその実何でも屋に近く貧乏であることからどんな依頼でも引き受ける。そのことから大学では「貧乏警察犬」などと呼ばれ、あまり好感度は高くないようだ。しかし仕事関係者やUGNの中では、彼が非常に強力なオーヴァードであることから、信頼を勝ち得ている。
淡泊かつ大胆、それでいて物事を受け入れられる寛容な性格を持ち合わせており、この裏社会で生き抜くには充分適応した性格であると言える。忘れっぽさや飽きっぽさも深く人の心に踏み込まないためのもの。また優れた知識と見解、リーダーシップの持ち主であることから、UGNイリーガルでありながらもエージェントたちの指揮を任されることもある。これは彼の経歴と実力、信頼関係があるからこそである。

孤児院で育った彼は病弱体質で遊ぶこともままならず、小さな頃から友達がいなかった。家族もいない彼にとって、それは完全な孤独であることを意味する。
ある日病状が悪化した彼は病院に運ばれ、手術を受けることに。彼を治療していた医師は助からないことを悟っていたが、麻酔にかかる前の最後の一言「人の手って、冷たいのかな」という言葉に突き動かされ、彼をオーヴァードとして覚醒させるこをを決意する。
治療を受けた彼はみるみるうちに回復、シンドロームを知らないうちに使用しながら生きてきた。
それが原因で気味悪がられ、孤児院を追放される。途方に暮れていた末に、元々所属していた探偵事務所の所長と出会い、拾われ育てられた。

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