容姿・経歴・その他メモ

髪

黒

瞳

黒

肌

黄色人種

若い頃にオーヴァード関連の事件に巻き込まれ、その場を切り抜ける為に遺産と契約、オーヴァードとして覚醒する。その後、過剰に鋭敏となった感覚器官の慣らしに年月を費やしてしまった故に学校を中退し、ドンパチしか得手が無いためUGNに就職。支援もできるし功績も残したゆえに支部長に昇格した。
性格は面倒くさがり。問題を先送りにしたがる悪癖がある。そして当人自身に頭があまり宜しくない自覚があるため、経営関連や作戦云々は他のノイマン系列を初めとした頭いい組に全て丸投げしている。見た目は黒髪黒目の普通の日本人。常に両目を閉じているのが特徴と言えば特徴。これは盲目という訳ではなく、優れた感覚能力値によって目だけでは無く全身が光を感じ取れる感覚器官と化しているため。余技として、音の波長に沿わせた光の波を作り、それを全身で知覚することで『音を視認』することが出来る。この能力のため、音声情報を音速以上の速さで送受信できる。とは言えこんな過剰な感覚は日常生活を送るにあたり邪魔でしかないため、長い訓練によって目の開閉でこの感覚のハイとロウを切り替える術を習得している。目を閉じている間は過剰感覚も弱体化させ、普通のオーヴァードと同等程度の知覚能力まで落ちるように自身に刷り込んだ。戦闘時は目をかっ開いて感覚能力を全開にする。この際過剰に集めた光を目から外に排出するため、周囲からは目から火の様なオーラが出ているように見える。
オーヴァードを｢ヒトとバケモノの狭間｣と定義しており、どちらに寄ってもならないという哲学を持つ。オーヴァードはバケモノでは無い。それ故に理性を失ったジャームと化してはならない。オーヴァードはヒトでは無い。故に完全に日常に溺れてヒトに成り果ててはならない。この根底にある思想は結局のところ単なる意地で、ちっぽけなプライドが全て。弱きものは流されて極点へと行き着いてしまう。真に強いものはその場で踏みとどまって動かないもの。最後に勝つのは意見を曲げない頑固者。そういう理想を元に、故に世界の流れになど流されない。流されてバケモノになど成らず、日常に染められて己をヒトだと錯覚などしない。自分は強く在るのだと、そんなプライドこそがこの人間のオリジンである。
契約した遺産は必中の弓。正式名称をサルンガ。太陽の光によって編まれた弓と矢であり、実体と質量を持った光子という矛盾を内包したインド神話由来のレガシー。元ネタはヴィシュヌ(ラーマ)の弓で、オリジン:レジェンドの一種。有する質量自体は極わずかだが矢を光速で打ち出す機能を持ち、運動エネルギーの法則に基づいて極大の破壊力を作り出すことができる。神話における山程の重さを持つとされた逸話の所以がこれ。しかし本来の力を引き出すのは相応の負荷がかかり(主に作用反作用の法則)、エンジェルハイロゥの光子操作能力によって負荷を押さえ込んでも使えるのは三発が限度。それ以上撃つと盛大に爆死(比喩に非ず。全身がエネルギーに耐えられず内側からボン)する。普段はモルフェウス能力によって特殊な外装を施しており、弓の形状をしたキーホルダーと、戦闘時は普遍的なアーチェリーの洋弓に、それぞれ偽装している。縮小小型化は本体が光の塊故に出来た芸当。必殺技はサルンガの機能を全面解放して放つ、梵我一如にして無念無想の奥義『ブラフマーストラ』。この時は外装が剥がれ、本来の姿が顕になる。

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