容姿・経歴・その他メモ

ショコラティエ（チョコレート専門の菓子職人）を目指す高校二年生男子。
神経質で潔癖症。自信家。

両親はUGN所属のオーヴァードにして、母親は賢者の石の適合者かつ所有者であった。

そんな両親から生まれた彼もまた、生まれながらにしてオーヴァードであった。
さらに、メカニズムは不明だがなぜか母親の所有する賢者の石が彼に遺伝しており、彼も母親と同様賢者の石の適合者にして所有者である。

生まれながらに賢者の石を所有するオーヴァードという事例はとても珍しいため、優秀なUGNチルドレン候補として両親や周囲からは非常に期待されていた。
しかし、彼が12歳の時両親がUGNの任務中に死亡。身寄りが無くなり傷心状態にあった彼は、同じような境遇のチルドレンや若いオーヴァードが多い小佐古支部に引き取られることとなった。

賢者の石は彼がまだ小さい頃は非常に不安定で、頻繁に暴発しかけるなど扱いに難儀していた。
しかし、その器となっている彼の肉体の成長に伴って力は徐々に安定し、現在ではかなり自身の意思で力を制御できるようになったと自負しているが、未だに彼を心配し過保護に扱う小佐古支部の人間（特に支部長）に対して「どうして自分の力を認めてくれないのか、早く任務に出させて欲しい」と不満を抱いていた。

普段は普通の高校生としての日常を送っている。
趣味はチョコレート作り。プロのショコラティエ（チョコレート専門の菓子職人）を目指しており、知り合いの厨房を借りては日々練習を重ねている。夢は「世界一のショコラティエになること」。

現在高校二年生。勉強もそれなりに真面目にやっているため成績は良い。先生には国立大学への進学を勧められているが、本人は製菓系の専門学校に進学するつもりでいる。

よく自作のボンボンショコラ（中にフィリングの入った一口サイズのチョコレート）を支部の人たちに配っているが、配るのはいつもミルクチョコレートやホワイトチョコレートベースのものばかりで、ビターチョコレートベースのものを人に配ることはない。

彼曰く、「ビターチョコレートは俺の決意の証なので簡単には人には配らない」んだそう。

チョコレート作りの腕はかなりのもので、彼がボンボンショコラを作ってきた日には彼のもとに支部の人間が長蛇の列を作るほど。プロ顔負けのチョコレートを巡って、いつも争奪戦が起きている。

西園霧香を失ってからはノイマンのイージーエフェクト「写真記憶」のせいで過去に囚われて生きてきたが、蒼という最高のバディと出会ってからは少しずつ前を向いて歩いていくことが出来るようになった。

戦闘スタイルは、空中に光の銃を複数生み出してぶっ放す。

参考:コードネームについてのメモ
愛別離苦（あいべつりく）：仏教用語で「四苦八苦」のうちの一つ。親子、兄弟または姉妹、夫婦、恋人同士などで愛し合う者と生別、死別する苦しみや悲しみ。

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