容姿・経歴・その他メモ

パワーアシストアーマー、ウェポンケースを常備化中

　レネゲイド医療の研究をしている。その一環としてレネゲイドクリスタルを参考にタブレットの長期保存とレネゲイドによらない再現の研究をしていたが、派閥争いに敗れ結社を追われた。触媒は結社からくすねたもの。将来的には一般へのレネゲイド医療の普及を目指しているためどちらかといえばFH寄りの思想。月乃澤支部の運営に食い込み設備と資金、検体の確保を目論んでいる。嫌な過去と現在を思い出すため所長と呼ばれるのを嫌う。

「まずは月乃澤の実権を握り研究を進め、UGN内部で生産と流通の予行演習、ゆくゆくは製薬会社を立ち上げて世界中に俺の薬を売りさばいてやる」

しかしながら仕事をするうちに想定より入れ込んでしまっている自分に戸惑っている。特に衛弥達若年組には過去に救えなかった患者を重ねて見ていて負い目と責任感を感じている。

　

　最上級の設備と資料、非常に優秀な研究パートナーを手に入れ、研究は一気に加速する。彼の研究が実を結ぶのもそう遠くないかもしれない。しかし彼は一つの疑念を抱く。いつまで隠しているのかと。今回の事件、一手違えれば隠蔽しきれなかったはずだ。

「朽ちかけの釣り橋にしがみつくよりは、飛び降り方と泳ぎ方を考えるべきだ。俺の理想を阻むのであればその時は…」

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