容姿・経歴・その他メモ

一人称：僕
二人称：きみ

柔らかな雰囲気の男子高校生。一見人付き合いの良い優等生だが、腹黒いところもありさらっと毒を吐いたりすることも。幼少期に負った凍傷の名残で肌の一部が変色して熱感が鈍くなっており、季節を問わず長いマフラーと手袋を身につけている。特技は裁縫。

UGNエージェントとしてはそこそこの活動歴。FHに対して強烈な敵意を抱いており、FH関連の任務には特に積極的。

約10年前、多伎が住んでいた町は辺鄙なところで、同年代の子供は一人しかいなかった。そのため彼女とは友達というよりは双子の姉弟のようにいつも一緒に過ごしていた。ある日、見知らぬ少女がふたりの前に現れ、「もうすぐこの町に引っ越してくるから、このあたりを案内してほしい」と頼んできた。ふたりはふたつ返事で「ことり」と名乗ったその子を連れ町中を巡った。それぞれの家、公民館、河原、そして裏山にある寂れた祠。
後に彼がUGNに入って知ったことだが、その祠には遺物が封じられており、少女はそれを手に入れるため派遣されたFHのエージェントだった。彼女がけしかけたジャームによって近隣地域は猛吹雪に閉ざされ、UGNが討伐を終え駆けつけた時には既に遺物も少女の姿もなく、凍死した幼馴染を抱きかかえたジャーム堕ち寸前の多伎だけが残されていた。
UGNの後処理により、事件は異常気象によるものとされ、ふたりの子供は行方不明の後に死亡扱いとなった。UGNに引き取られた多伎は、FHの全ての悪事を暴き奴らを根絶やしにすると誓っている。



面影島の事件を終えて本土に戻り、現在も相変わらずUGNのエージェントとして各支部を転々としながらFHの拠点をぶっ壊している。
ただ、前のめりな戦い方は少し改めるようになった模様。

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