容姿・経歴・その他メモ

世界を旅しながらUGNのイリーガルとして動いている少女。
〇経歴
幼いころから双子の姉と共にFHの施設の被検体をしていた。怯えて泣き言を言う光を慰めつつ二人で生きてきた。
しかし強力なジャーム兵器の性能テストと称して研究所の他の被検体と共に実質的な廃棄処分を受け致命傷を負い気を失う。

次に目が覚めると壊れた研究所ですぐ傍には一人の年上の少女らしき人物。目を覚ました光に彼女は少しだけ意外そうな顔をした後隣にいたものを見て納得したような顔をして介抱される。隣を向くと事切れた姉の姿。少女曰く『多分、貴女を文字通り命を使って助けたのよ』そう告げられたが未だに意識は朦朧としていて現実を認識していない光に少女は軽く頭を撫でて『今からくる人達に保護してもらいなさい。あんまり私は好かないけど、だからって私が連れていくこともできないから・・・。』そう告げて立ち去ったのを覚えている。

それから少女が去ったのちにUGNに保護される。
その後、現実を正しく認識した時は激しく取り乱し絶叫を上げながら暴れたのち部屋に閉じこもり、その後出てきてチルドレンとして任務に出てきても死んだ魚のような目をしている日々を送った。
そんな状態ながら任務ではまるで死に場所を探すかの様な無茶な戦い方をして挙句の果てに自分を捨て駒にしてでも周りを気にする状態だったが玉野椿に阻止されそのまま説得と説教をされる。
「私は姉さんの命を犠牲にして生きてます。だったら私も同じように死ねば、姉さんが死んだのにも意味があるし、私みたいな役立たずを保護してくれたUGNにも恩返しになると思うんです。」そう言う光に対し
『貴女が死んだところで貴女のお姉さんや死者がよみがえるわけじゃないわ。それにね、死ぬことは恩返しなんかにはならない。あなたのお姉さんもそんなつもりで助けたわけじゃない、そうでしょう？』
生きてほしいからこそ姉は自分を助けたし、あの時あった少女も気まぐれかたまたま一人生き残った自分に好奇心がわいたのかは知らないが手を差し伸べてくれたのだ。そんな自分だからこそ自分勝手に死ぬことは許されない、ましてや言い訳に他人を使うなんてもってのほかだ。椿の説教を聞いてそう思い直した彼女は自分を介抱してくれた少女のことを調べつつUGNチルドレンとして椿に色々教わりながら戦ってきた。

周りからの評価もあがり、ある程度の社交性を身に着けたころに自分を助けてくれた少女がFHのマスターエージェントであること、大切な人が犠牲にならなくてもいい世界を創造するということが目的であることを知る。
それだけなら共感できるがやり方に何処か危険性と矛盾を感じた彼女は少女を追跡するためチルドレンをやめイリーガルとして協力する形にして個人で追いかけようとする。
しかしただの1チルドレンだった光に世界を動き回る少女を追いかけるのは難しく途方に暮れていたところを神月正義に『ジャスティスロウヤーズ』に勧誘され、組織的な支援も欲しいと思っていた光は承諾。
その後はジャスティスロウヤーズからの支援を受けつつ少女---マスタープロウダーを追いかけている。

〇性格
礼儀正しく真面目で温和、たまに天然。他人を思いやり、気遣う心を持つ優しい少女。
言葉数が少なくおとなしいがその心はとても強く、生きるための意志は人一倍強い。

〇戦闘
基本的に攻撃能力はほぼない。姉に助けられた時に何かされたのか、耐久力が非常に高く意志の力で傷を治すなどの驚異的な回復力を見せることもある。そのため基本的に盾を持って皆を守るという戦い方が一番向いている。(それでも一人でマスタープロウダーを追うあたりは結構頑固なのかもしれない。)
衝動の影響か他者の血を吸うと回復力や耐久力が跳ね上がる性質を持っているが基本的に相手が倒れるレベルの吸血をしてしまうため相手の許可なしですることを禁じている。

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