容姿・経歴・その他メモ

アイルランド産まれ、アイルランド育ち。
ニーシャは父親から剣術を学びながら過ごしていた。父は真摯にも深く、ニーシャに対して常に高く期待していた。
一方、母親はそんなニーシャに「どんな力でも、誰かを守るために使うべきだ」と考え、母と父はニーシャを強く優しい子供として育てる。
しかし、ニーシャが10歳の時、村は突如複数のジャームに襲撃された。そのジャームたちは、古代の遺産を狙う暗黒の組織であり、ニーシャが住んでいた村が守る遺産「ニーズヘックの毛皮」（蛇王の外套）を狙って盗むつもりだった。

ニーシャの父親は村を守るため、最後まで戦い抜きいたが、ジャームたちに敗北し、命を落としてしまう。母親もその戦闘に巻き込まれて命を落とし、ニーシャはただ一人、荒れ果てた村を背にして、遺産抱えて逃げ出した。
孤独な旅が始まったニーシャは、最初はただ復讐心に駆られ、父親を殺したジャームたちを追い詰め、壊滅して回った。しかし、旅の途中で出会った仲間たちや優しくしてくれる人々との絆が、ニーシャの心を次第に癒した。
ある日、ニーシャは小さな村で一人の剣士と出会う。その剣士は、かつてニーシャの父親に剣を教わっていた。そんな彼との会話の端々から父親を懐かしく感じたニーシャは、この出会いをきっかけに、再び剣術の修行を始める。彼は父親が遺した教え「剣は人を守るために振る舞うべきだ」という考えを深く受け止め、心に刻んだ。
その後、ニーシャは自らの剣術と力を磨くとともに、母親から受け継いだ「守るべきもの」を見つけることがやがて重要だと感じるようになった。ニーシャは、家族や村の仲間を守れなかった無力さを背負いながらも、誰かを傷付ける戦いを辞め、誰かを守るための戦いを始めるのであった。
今もなお、その外套を羽織りながら。

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