容姿・経歴・その他メモ

17歳、高校生。
見た目は可憐、成績優秀、品行方正。絵に描いた様なお嬢様といった風貌。ただし、特段名家の出身という訳でもない一般家庭で生まれ育った。
若干男性不信の気がある。

中学3年の春にオーヴァードとして覚醒し、UGNのM市支部にてRC教育を受けレネゲイドの力のコントロールを身に着けた。
当時、短期間ではあるがM市支部の支部長を務めていた八坂十字とはそこで知り合った(そのためコネ:普遍機関を持っている)。
高校はUGNのチルドレンも複数人通う高校に入学したことで寮生活をしている。
その部屋には誰一人として入れようとしない。


天楽星夏とは、高校時代に知り合った彼の双子の姉(月春)繋がりで知り合う。彼もUGN絡みで任務を共にすることもあり、若干男性不信気味の星羅にしては珍しく、大切な友人の一人として彼のことを見ている。
なお恋愛対象としては一切見ていない(強調)。

オーヴァード覚醒後、島津義孝にレネゲイドコントロール等についての指導を受けており、彼に対してもある程度心を開いている。そのため、現在行方がわからない島津のことを心配しており、行方を探している。



オーヴァードとしての戦闘スタイルはRCによる攻撃を主としている。
次元が違うというレベルの圧倒的な大火力を広範囲に行使し、戦闘の勝敗を決定付ける、戦略兵器とまで称される程に強力な力を持っている。
その反面、非常にスロースターターかつ燃費が致命的に悪いため、器用な事はできない。
特に少人数の潜入任務は本人も苦手意識を持つレベルで向いていない。
本領を発揮するのは集団戦。かつてFHセルとの攻防で、圧倒的不利をたった一人の大火力で勝利に導いた事もあるようだ。


○年前に彼の姉が亡くなり、大きなショックを受ける。
普段は平静を取り繕っているが、彼女は今でも月春が亡くなった事から立ち直れてはいない。







　　　　








──その日、運命をみた

私に近寄って来た人たちは、私の顔しか見なかった。
だから、私は人と話すのが嫌いだった。上辺の私しか見てくれないから。

けれど、あの人は違った。
多分、同じキッカケは同じUGNだからだろう。
でも、あの人はいつも私に笑顔を向けてくれた。
私が泣きたいときにはいつも側にいてくれた。
いつも私が欲しかった言葉をくれた。

気がついたら、何時の間にかいつもあの人の事を考えていた。

私の心はあの人でいっぱいだった。
はたしてそれが正しいのか、最初は分からなかった。
貴女にとって私はただの友人かもしれない。
女同士だからと言われるかもしれないけれど、
がらんどうの心を埋めてくれた貴女を、
好ましいと…いえ、愛おしいと思った。
きっと、この気持ちは本物だ。





もっと側にいてほしい。
ずっと一緒にいたい。
他の誰でもない、私を選んでほしい。
私だけを見てほしい。
今のままの関係は嫌。
だから
もっと先へ──



──その日、未来が消えた



実際のところ、彼女は心のどこかでこの想いが叶うことはないと気付いてはいる。
想い人の心は、自分ではなく弟に向いているのだと。


天楽星夏に対して、それを知っていながらも友人関係を続けている。
嫉妬することもある。だが、彼女は根本的な部分でお人好しな部分もあるのだろう。彼を憎む事はできなかったのだ。

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