子供の頃にレネゲイドウイルスに感染し、精神崩壊する可能性があったため、当時セルのリーダーであった親の手により、未完成であった精神強化手術を受けた。手術は子供に耐えることができるものではなかったため失敗し、コールドスリープ処理されることとなる。時は流れ10年度、不完全であった精神強化手術を補助するAIDAにより、コールドスリープから目覚めることになる。
その後、つかの間の平穏が訪れる。10年も眠っていたため肉体は当時のまま成長もほとんどせず、妹は姉のようになっており溺愛され・・・。
しかし、彼を助けるために両親はセルの資産を使い込んだため、セルの内部抗争が勃発し、両親は殺されてしまう。辛うじて妹に手を引かれ、逃げることはできたものの、セルの追手のせいか、気づけば妹も失踪していた。
彼に残されたのは両親が残した一丁の拳銃と、目を覚ました時に妹がプレゼントしてくれた人形のみ。

力が安定した頃、妹を探すためもあり、街に戻りセルへ潜入するも、妹の生存情報は見つからず、まずは両親の復讐を果たすことにした。

新たなセルリーダーになったあとは、ちりじりになっていた両親を支えていてくれた古参のセルメンバーの復帰、手助けもあり、セルを立て直しこの街の最大勢力となる。
子供の容姿から油断する相手も多いため、自ら前線に立つことも多い。

マリアとは、その頃に出会っており、妹と似た容姿、同じ年齢であることから、妹への思いを重ね、特別目にかけている。

現在は両親が運営していた会社を復活させ、資本金の出どころが不明の地域密着型の玩具屋を営み、養護施設など、恵まれない子供を支援するような活動をしている。
そのため、彼のセルには子供好きのヤクザみたいな人が多い。

両親の苗字は「冬川」と「ウィンター」
元々は両親の遊びココロで、冬の大三角をファミリーの3柱とし、中心となるシリウスそしてそれにつらなる、ベテルギウス、プロキオンの３つのファミリーから構成されている。
各ファミリーのリーダーは、それぞれの星に由来するコードネームを持つ。
行方不明の妹は、とある地でひっそりと暮らしており、冬川ミルザと名乗っている。
本人は知らないが一応日本国籍もあり、「冬川天狼（しりうす）」で登録されている。

病は気から　病巣となり果てた心は時に、自らの肉体をも喰らい尽くす　狂気に陥った人間とは、一種の病人と言えるのかもしれない

何暗い顔してるんだ？不安？恐怖？裏切り？そんなのこの街じゃ日常茶飯事さ派手に暴れて、酒を飲んで、お気に入りの音楽でもかければそれだけで世界は回っていく、これがこの街の生き方だ　難しく考えるな、ようはパーッとやっちまえってことさ　だってここは”ラウレスアレア”あらゆる欲望を飲み込む狂気の街なんだから準備はできたか？さぁ行こうぜ　パーティの始まりだ

ダブルクロスThe 3rd Edition
「Sickness mans Party」

欲望ーーーそれは人を狂気へと堕とす病

ロイス：マリア　推奨感情P:純愛／N：不安
カヴァー／ワークス：指定なし／FHセルリーダー
あなたはこの街最大勢力となるFHセルを率いるリーダーだ。金、力、人、この街であなたの手に入らないものはない。そんなあなたには最愛の女性が居る。”マリア”。彼女の幸福こそがあなたの喜びであり、彼女のためならばあなたはどんな手段もいとわないだろう。ある日、”パーティー”へ出向く準備をしていたあなたにマリアが話しかけてくる。街で怪しい男に呼び止められ、あなたへの言伝を預かったという。「この街はいずれ俺のものになる。」それはまぎれもなく、あなたへの宣戦布告を意味していた。