プロフィール

概要

「この世は万事LOVE＆PEACE、喧嘩なんてアホのやるもんや」
「けど、相手が間違ぉてる、どうあっても話し合いは無理やて思ぉたら……覚悟決めて、負けたらアカンで？」

　どこか人を食ったかのような言動の目立つ『何でもは無理屋』の店主。
　探偵の真似事をしたり、怪しげなオカルトに関わったり、とにかく日々てんてこ舞いな事務所だがお茶は美味しい。

　実際は力持つオーヴァード、それもUGN支部長であり、実力はある、はず。
　書類仕事が苦手で、支部員に泣きついている光景は日常茶飯事。
　『一生のお願い』を頻繁に使うため、大体の支部員の信頼は地の底。
　変な雑誌を愛好し、仕事中の居眠りは糸目のせいでわかりにくい。

　飄々としているが、仲間を失うこと前提の作戦には絶対に反対し、撤退判断も異常に早い。
　たまに古い楔を取り出して真面目くさった顔でメンテナンスをしている。

性格など

　命のかかわらない事象に関しては雑極まりなく、デスクも散らかり放題。
　仲間に泣きついて甘え、結果すげなく扱われても懲りない、根が図太い。
　責任感があるんだかないんだか、仕事場に泊まり込むことも多いが、帰るのが面倒なだけという説も。

　好きなもの：月刊『ヌー』、優しい人、美味しいお茶
　苦手なもの：体育会系の人、書類仕事、きのこたけのこ戦争

経歴

　登録されてはいるもののUGNにもそれより過去についての情報がなく、本人も何も覚えていないらしい。
　オーヴァードとしての能力は可もなく不可もなく、ごくありふれたエージェントだった。
　しかしある時に大きなレネゲイド災害に遭い、遺産と契約することでその現場では唯一生き残る。
　瓦礫に封鎖された常闇の環境で仲間の遺体とともに数か月、発狂を抑えるには思考を止めるしかなかった。
　半ば生ける屍のような状態で光だけを求め続けた結果、その精神性を遺産が見染めたのか一方的に契約。
　暗闇を忌避する性質が付与されたことで精神が復活、発狂寸前の状態でひたすら天井を掘り続けて生還した。
　そこから人が変わったかのように今の人格が形成され、メンタルケアを受けることによって前線に復帰。
　なんともやる気なさげに見えるが、前線への復帰は自分から直々に希望した。
　誰かの力になりたい、もう仲間を失いたくないという気持ちは本物であり、その責任感からやがて支部長へと。
　常々エージェントに戻りたいと零すが、仲間を見捨てられない精神性からもう逃げられない現状。

セッション履歴